フードサービスってなに?高齢社会におけるメリットは?

これらぼ

親子分離の世帯が増える中、お年寄りだけの住まいも当たり前となってしまいました。そして、「買い物難民」などというコトバが生まれるほど、高齢者にとって毎日のお買い物への負担は大きくなっています。

高齢者の“買い物難民”が増大

理由の一つは、近所の商店街が姿を消したことにより、郊外の大型ショッピングセンターへ出向かなくてはならなくなったこと。若者と違い、毎日の往来や店頭での品物選びは思う以上に困難です。

他方、クルマでなければ買い物に出かけられない地域に暮らす人びとが高齢化し、陸の孤島になってしまったケースも見受けられます。今後まだまだ高齢者が増える今、毎日の食事を届けるフードサービスが注目されています。

注目が集まる配食サービス

バランスのとれた食事を自宅まで配送福祉事業なども展開するベネッセホールディングスでは、老人ホームの入居者専用メニューを開発してきたノウハウを活かし、健康に配慮した配食サービス事業をスタートさせています。体調管理を配慮した献立がとにかくうれしいところ。わざわざお買い物に出たり、支度をしなくても、身体によいものをバランスよくいただけるのがメリットです。

ワタミの宅食サービスフードサービスの大手ワタミは、宅配フードサービスの草分け。管理栄養士が設計した献立に従って栄養たっぷりの食事をお届けしています。もちろん、高齢者向けのお弁当や食材サービスなども展開しています。

ついに、コンビニも宅配サービスに参戦コンビニチェーンの大手セブンイレブンも、500円以上で無料配送するサービスを開始しました。セブンイレブンの特徴でもあるとくに品質にこだわったプライベートブランドを活かして高齢者に訴求しています。同社では、今では50歳以上の利用者が30%に達しているという実績もあります。

今後、ますます需要が大きく

日本は、高齢者の数が3,000万人を超える超高齢化社会に突入しました。遠くに親を残してきているご家庭だけでなく、近所でもすぐに駆けることのできないところで親子が別居しているケースも普通です。

毎日、お買い物に付き添ってあげることはできませんが、その代わりにこうしたサービスがあれば安心です。今後は高齢者人口がますます増大します。やがて、お出かけがもっとも億くうだという後期高齢者の数がピークを迎えます。高齢者向けのフードサービスの需要はさらに増し、こうした市場の規模も大きくなりそうです。