介護・福祉の最新ニュース

「認知症ケア支援サービス」の市場規模は4年で約2倍に シード・プランニング調べ

2016-11-24 19:45

3分野について分析
シード・プランニングは、11月22日、「認知症ケア支援サービス」に関する調査結果を発表した。

なお、この調査の「認知症ケア支援サービス」とは、民間企業が提供する社会保障費によらないサービス。認知症の「予防」「早期発見・評価」「日常在宅ケア」の3分野における、認知症の高齢者、MCIの高齢者、現時点で健常である高齢者のほか、認知症高齢者を介護する家族などを対象に含めたという。

結果の概要
「認知症ケア支援サービス」の市場規模は、「予防」「早期発見・評価」「日常在宅ケア」の3分野を合わせ、2016年は約230億円、2020年には約433億円、4年で1.9倍に拡大し、2025年には約679億円と推定。

具体的に、予防領域では、サプリメント等の食品や運動、学習運動分野が挙げられるが、なかでも、認知機能改善を目的とした運動分野が、今後最も成長する分野と考えられる。

また、早期発見・評価領域については、「認知症初期集中支援チーム」によって、地域高齢者の状態把握のために簡易評価ツールが使われることから、急速な拡大が見込まれる。

さらに、日常在宅ケア領域では、見守り機能を搭載した高性能、高単価な介護ロボット製品増加のため、見守りのサービス分野の競争が今後激化するとともに、認知症高齢者家族のリスク回避のための損害保険や、認知症の疾患を対象とした保険製品の加入者が、今後増加すると想定される。

深刻さを増す認知症問題
認知症に伴う社会問題は、年々深刻さを増している。認知症の人だけでなく、その家族に関しても多大な損害を負うリスクも高くなっていることから、認知症の高齢者が安心して日常生活を送れるよう、サポートをするサービスの充実が重要だ。

なお、同社では、今回の調査結果の詳細を、調査研究レポート「認知症ケア支援サービスの現状と今後の方向性」としてまとめ、現在販売中である。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

シード・プランニング プレスリリース
http://www.seedplanning.co.jp/press/2016/2016112201.html

キーワード: 総合

関連ニュース

認知症になる可能性を早期に発見する機械学習プログラム

認知症になる可能性がある人を早期発見2018年7月26日、ジョージ・アンド・ショーン合同会社は、認知症になる可能性がある人を早期発見できる、機械学習プログラムの実証実験の第1期終了を発表した。 ジョージ・アンド・ショーン合同会社が開発した…

続きを見る

早期アルツハイマー病が対象の「BAN2401」試験結果 米学会にて…

アルツハイマー病協会国際会議にて発表エーザイ株式会社および米バイオジェン社は、2018年7月26日、抗アミロイドβ(Aβ)プロトフィブリル抗体「BAN2401」の臨床第2相試験における詳細結果を、アルツハイマー病協会国際会議(AAIC201…

続きを見る

次世代アルツハイマー病治療剤「elenbecestat」 試験結果…

アルツハイマー病協会国際会議にて発表エーザイ株式会社および米バイオジェン社は2018年7月26日、経口βサイト切断酵素(BACE)阻害剤「elenbecestat」の臨床第2相試験における詳細結果を、アルツハイマー病協会国際会議(AAIC2…

続きを見る

国立長寿医療研究センター アルツハイマー病に関する論文が国際科学雑…

『Human Genetics』誌に掲載国立研究開発法人 国立長寿医療研究センターは、2018年7月19日、同センター臨床ゲノム解析推進部・重水大智ユニット長が共著者を務めたアルツハイマー病に関する論文が、国際科学雑誌に掲載されたと発表した…

続きを見る

WWIP 日中医療・介護技術交流協会の運営業務を受託

介護のノウハウなどを中国にて提供株式会社ワールドワイド・アイピー・コンサルティングジャパン(以下「WWIP」)は、2018年7月19日、一般社団法人 日中医療・介護技術交流協会(以下「JCMC」)の運営業務を受託したと発表した。 WWIP…

続きを見る

アクセスランキング※過去7日間

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  11. 11
  12. 12
  13. 13
  14. 14
  15. 15
  16. 16
  17. 17
  18. 18
  19. 19
  20. 20
ページの先頭に戻る