介護・福祉の最新ニュース

「高齢者虐待の状況」を発表 前年度より虐待件数は減少 山形県

2017-09-07 19:00

今年も引き続き公表
山形県は、9月4日、平成28年度の「高齢者虐待の状況」について発表した。

平成18年度、「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」が施行された。県ではこの施行以来、毎年公表を実施している。

結果の概要
介護施設等における高齢者虐待数は、前年度と比べ3件減少し、特別養護老人ホームにおける身体的虐待及び心理的虐待が1件。50代男性介護職員が、80代で要介護4の認定を受けていた男性利用者に対して、怒鳴り、首を握ったものとされる。

一方、家庭における高齢者虐待数は、前年度より35件減少し、155件で18%の減少となった。

状況の傾向としては、昨年度とほぼ同様で、身体的虐待が約70%を占めた。また、被虐待者の約80%が女性であり、虐待者は息子が最も多く全体の48%を占め、次いで、夫、息子の配偶者が多くなっているという。

「気づき」が虐待の深刻化を防止
県では、介護施設職員や市町村職員を対象に、未然防止のための優良事例の紹介や職員のストレスケアなどの研修会を実施しているほか、パンフレットの作成・配布等により、相談窓口、通報義務等の周知徹底による県民の虐待防止の意識向上に努めている。

なお、虐待を受けている高齢者や、介護疲れの家族は、何かしらのサインを発しているとし、身のまわりに思い当たることがあれば、「市町村」や「地域包括支援センター」にぜひ相談してもらいたいとしている。

(画像は山形県のホームページより)


▼外部リンク

山形県 プレスリリース
http://www.pref.yamagata.jp/

キーワード: 事件・事故

関連ニュース

夫婦で虐待 居宅介護支援事業所「オネスト」を処分 神戸市

妻のケアマネも一緒に経済的虐待神戸市は、9月15日、介護保険法に基づいて、居宅介護支援事業所「オネスト」の指定取り消し処分を行ったことを発表した。 この事業所の代表者とその妻で同じくこの事業所の管理者兼介護支援専門員(ケアマネジャー)は、…

続きを見る

「悠久の郷」で職員が入所者を暴行 和歌山県

暴行事案が発生和歌山県は、9月4日、生活保護法第38条に基づく救護施設で、社会福祉法人紀之川寮が運営する「悠久の郷」において、職員による入所者への暴行事案が発生したことを明らかにした。 事件の経緯県福祉保健総務課は、8月10日、「悠久の郷…

続きを見る

「死亡」と誤入力され年金受け取れず 大阪市住吉区

年金を受け取れなかったA氏には一時的に保護費を給付大阪市住吉区役所保険年金課で、区内の後期高齢者医療の被保険者資格喪失手続きを行った際、誤入力のため年金が支給停止となり、該当者が年金を受け取れない事態が発生した。同課ではシステムの理解が不十…

続きを見る

「オー・ハッピー・デイ」など2事業者の指定を取り消し 神奈川県

2事業者を行政処分神奈川県は、6月13日、介護保険法に基づく監査の結果、指定居宅介護支援事業所「オー・ハッピー・デイ」ならびに、指定訪問介護及び指定介護予防訪問介護事業所「太陽の手 亀井野事業所」に対し、「指定の取り消し」を行うことを発表し…

続きを見る

誰でも被害に遭う可能性!詐欺の手口を学んで防ぐ

詐欺を防止する為の家族介護教室2017年5月26日(金)、杉並区地域包括支援センターケア24善福寺では、詐欺を防止する為の家族介護教室、「高齢者をねらった詐欺 あなたに近づくその手口」を開催する。 「高齢者をねらった詐欺 あなたに近づくそ…

続きを見る

アクセスランキング※過去7日間

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  11. 11
  12. 12
  13. 13
  14. 14
  15. 15
  16. 16
  17. 17
  18. 18
  19. 19
  20. 20
ページの先頭に戻る