介護・福祉の最新ニュース

平成28年度「高齢者虐待の状況」を発表 福岡県

2017-12-19 00:00

養介護施設従事者等による虐待は26件
福岡県は、12月14日、平成28年度「高齢者虐待の状況」を公表した。

老人福祉施設、有料老人ホーム等の「養介護施設」及び居宅サービス事業所等の「養介護事業」の業務従事者による「虐待」と判断された件数は、全部で26件。

施設の種別では、有料老人ホームが11件と最も多く、通所介護が4件、訪問介護が3件と続き、虐待の種別で最も多かったのが、身体的虐待の13件だった。

養護者による虐待は増加傾向
高齢者を現に養護している者であって、養介護施設従事者等以外のものによる「虐待」は、495件にのぼり、種別では、身体的虐待が310件、心理的虐待が207件と続いた。

なお、虐待を受けた高齢者のうち、要介護認定を受けている人の70%以上が認知症(認知症日常生活自立度2以上)であり、虐待を行った者は、息子が38.1%と最も多く、次いで夫が22.9%だった。

自治体の取り組み
相談・通報対応件数は、年々増加している。市町村では、「虐待」と判断した事案について、施設等に対し指導を実施するとともに、その改善状況について確認を行った。

一方、養護者に対しては、助言・指導を行ったほか、高齢者を、虐待を行った者から分離させる必要がある場合には、ショートステイの利用や一時入院などの対応措置を取ったという。

なお、県では、今後も実地指導や研修を行うほか、高齢者虐待の防止に関する啓発用リーフレットを作成するなどし、県民への周知に努めていく考えである。

(画像は福岡県のホームページより)


▼外部リンク

福岡県 プレスリリース
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/

キーワード: 事件・事故

関連ニュース

不正請求額は約1,950万円 指定取り消し処分に 埼玉県

対象事業所は2カ所埼玉県は、2月14日、介護保険法及び生活保護法の規定に基づき、介護保険サービス事業者である「めいとケア」及び指定介護機関が運営する事業所「めいと松原団地訪問介護事業所」「北野訪問介護支援センター」の指定取り消し処分を行った…

続きを見る

豊田市の介護事業所などを不正受給で行政処分

2訪問介護事業所指定取り消し処分豊田市は6日、訪問介護の事業所などが介護報酬を不正に受給したなどとして、「訪問介護事業所心実」、「訪問介護事業所ゆうか」の2つの訪問介護事務所に対し、介護保険事業所を2月23日付で指定取り消し処分を行うと発表…

続きを見る

「リハビリデイサービスなでしこ」指定取り消し処分に 柏原市

法第77条や第115条に抵触大阪府柏原市は、2月7日、介護保険法の規定に基づいて、指定居宅サービス事業者等の指定を取り消す行政処分を下したことを発表した。 対象事業所は、タカノが運営する「リハビリデイサービスなでしこ」。通所介護、介護予防…

続きを見る

「ニチイケアセンター袋井」にて「インフルエンザ感染症」が発生

介護事業所にて集団発生ニチイ学館は、1月16日、同社が運営する「ニチイケアセンター袋井」において、インフルエンザ感染症の集団発生が起きたことを発表した。 同施設は、静岡県袋井市に位置する通所介護事業所。施設定員は27名、職員数は31名にの…

続きを見る

虚偽記録提出で神戸市の介護事業所が指定取り消し

ヘルパー事業所の指定取消し処分訪問介護事業所「介護サービス ベスト倶楽部」は、虚偽の記録を提出し、介護報酬を不正に受け取っていたとして、神戸市は12月18日付で指定取り消し処分としたと発表した。 同市に不正に請求し、受領した額は約370万…

続きを見る

アクセスランキング※過去7日間

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  11. 11
  12. 12
  13. 13
  14. 14
  15. 15
  16. 16
  17. 17
  18. 18
  19. 19
  20. 20
ページの先頭に戻る