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アルツハイマー病の治療開発に期待 miR-132の補充がハンチントン病に効果あり

2018-07-06 12:00

NCNPの研究グループが発見
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)と国立研究開発法人 日本医療研究開発機構は、2018年6月25日、脳内で減少するmiR-132の補充がハンチントン病に効果があることを発見したと発表した。

この成果は、NCNP神経研究所神経薬理研究部の研究グループによるもの。アルツハイマー病などの治療開発にも、期待が持てる成果だという。

miR-132の補充が病態改善につながる
ハンチントン病は、常染色体優性遺伝子形式を示す難治性の神経変性疾患。症状としては、舞踏運動などの不随意行動・行動異常・認知障がい・精神障がいなどが挙げられる。根本的な治療法は、未だ確立されていない。

今回の研究では、同疾患と関連するマイクロRNA(miRNA)に焦点を当て、miRNAの機能不全と病態との関連について究明が行われた。結果、ハンチントン病マウスの脳内では多くのmiRNA発現が減少していることをグループは発見。中でも、神経細胞の分化・成熟そして機能に関与するmiR-132は顕著な減少を示しており、その補充が病態改善につながることが明らかになった。

汎用性の高い治療を提供する可能性
miR-132の減少はハンチントン病患者のみならず、アルツハイマー病や統合失調症の患者でも観察されている。これらの疾患に対しても、miR-132の補充は有効な治療(緩和)法になる可能性があると、同研究グループは期待。疾患原因遺伝子に制限されない汎用性の高い治療を提供する可能性についても、示唆している。

同グループは今後も、miR-132についての研究を進めるとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

脳内で減少するmiR-132の補充が「ハンチントン病」に効果があることを発見 - 国立研究開発法人 日本医療研究開発機構
https://www.amed.go.jp/news/release_20180625-02.html

キーワード: 総合

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