2018年7月26日、ジョージ・アンド・ショーン合同会社は、認知症になる可能性がある人を早期発見できる、機械学習プログラムの実証実験の第1期終了を発表した。
ジョージ・アンド・ショーン合同会社が開発した、この機械学習プログラムは、端末を付けた人から情報を収集して、認知症の可能性を予知、検知する。
ジョージ・アンド・ショーン合同会社の機械学習プログラムは、「位置情報」、「会話情報」、「睡眠情報」を利用する。予知と検知の精度は高く、高齢者の認知症の場合、約80~92%の高精度を誇る。
「位置情報」は、端末(なくしもの防止&見守り用端末(タグ)、「biblle(ビブル)」)を使用して、収集した移動データだ。
端末である、モバイル型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」を部屋に設置すると、ロボホンとの対話データが収集できる。睡眠時データはセンサ付きベッドで収集する。
認知症患者の増加に伴い、認知症の社会的コストは年々増えている。
認知症は進行段階がある。軽度認知しょう害(MCI)期で適切な療法、治療を行うと、14~44%程度回復することが可能だ。
ジョージ・アンド・ショーン合同会社の機械学習プログラムは、認知症の可能性の早期発見をつうじて、回復と進行を遅らせることを目指す。
(画像はジョージ・アンド・ショーン合同会社のホームページより)
▼外部リンク
ジョージ・アンド・ショーン合同会社
https://george-shaun.com/