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認知症薬への注目と期待の高まりのなかで

認知症薬といえば、従来は、進行の抑制と緩和に用いられてきたが、高齢社会が進み認知症の発症率が高まるにつれ、根治薬や予防薬の開発にも期待がかかる。しかし、薬が開発されたとしても、それだけで解決できるものでない。質の高いケアと薬が両輪のようにかみ合ってこその認知症対策といえる。

G8認知症サミットの共同声明から

 認知症を治せたら・・・。多くの高齢者や家族の願いだ。しかし、認知症を防いだり、根本的に治療したりする医療はまだ開発されていない。

 厚生労働省の推計では、すべての団塊世代が75歳以上となる2025年、認知症の人は470万人に上り、その半分以上がアルツハイマー型認知症患者とみられる。認知症による経済的損失は数兆円規模との試算もある。

 世界的にも深刻な問題だ。昨年12月にロンドンで初めて開かれた先進8カ国(G8)の認知症サミットは、共同声明で「世界で3,500万人を超える人が認知症を患い、この数字が20年ごとに倍になることが予測されている」と指摘。「世界の高齢化と認知症への遅い対応が、財政的、社会的リスクを悪化させ、持続可能な成長を脅かしている」として、世界経済の悪化要因になる可能性にも言及した。

次のページは・・ 認知症薬 - 予防薬の開発にも期待が・・

キーワード: オレンジプラン , 認知症

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