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利用者を支配していないか?!

利用者の人本意のケアを、という流れが介護現場の主流になりつつある現状のなかでも、一部の施設などにおいては、いまだある特定の専門職が、現場のケアチームや利用者までを「支配」する構図が存在していることも確かである。介護スタッフはどこを向いて仕事をしたらよいのか? もう一度振り返ってよく考えてみたい。

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利用者さんから見れば、ケアチームのスタッフは皆、自分に関わってくれる人間である

 職場の中で、スタッフの仕事に対する温度差で悩んでいる人は多いと思う。

 ″どこまで″を仕事と思うのか? それは個人差があると思うが、チームケアが必要な私たちの仕事では、困ってしまうことが多い。新人だろうが、パートだろうが、社長だろうが、利用者さんから見れば、そんなことは関係ない。自分に関わる人間の一人にすぎないのだ。

 数年前、私は老人ホームで働いていた。そこには認知症の方もいれば、そうではない人もいる。

 自宅を売り払い、数千万円のお金を払って入ったのにも関わらず、玄関にはカギがかかり、暗証番号を押さなければ、外にも出られない。

 そのホームでは、2人の看護師が現場を仕切っていて、介護スタッフをまるで小間使いのように扱っていた。入居しているお取り寄りに対しては「支配」だった。

 スタッフ同士でも派閥ができており、どこかの派閥に所属していないと、6畳のスタッフルームで口をきいてもらえない。利用者さんの前で怒鳴られたり、注意されたりする。

次のページは・・ ここは外に自由に出ることもできない。良いスタッフも辞めていく……ぼくたちが居たことを忘れないでほしい

キーワード: 特別養護老人ホーム , チームケア

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