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地域包括ケアの先進事例がここにも−アザレアンさなだの取り組み

長野県真田地区で21年前から、24時間安心して暮らせる地域づくりをめざし、きめ細やかなケアを提供し続けてきた「アザレアンさなだ」の先駆的な取り組みをレポートする。

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地域全体を屋根のない特養に!

 「地域全体を屋根のない特別養護老人ホームにすればいい」・・そんな思いで21年間つくり上げてきた。長野県上田市の高齢者総合福祉施設「アザレアンさなだ」の総合施設長が、宮島渡さん(55)である。24時間安心して暮らせる地域包括ケアづくりどう進めるべきか。そのやりかたは一つだけの方程式ではなく、それぞれの地域に合ったさまざまな取り組みがある。秋の深まる10月始め「アザレアンさなだ」を訪れ、そんな思いを持った。

 社会福祉法人「恵仁福祉協会」が経営する「アザレアンさなだ」のある真田地区は人口1万2000人、その地名の通り、真田幸村の生まれ育った180平方キロメートルの静かな山里である。地域は広いが、人口規模でみるといわば、平均的な日常生活圏域(中学校区)にあたる。

 この地域に特別養護老人ホーム(30人)、サテライト型特養(10人)とその中に2床のショートステイ、4つのグループホーム(定員計30人)、4つの小規模多機能住宅、4つの宅幼老所、それ以外に19床の有床診療所と訪問看護ステーション、訪問看護センターを持つ。

 真田地区という一つの地域の中で、さまざまなニーズに対応できるサービス、施設をきめ細かく作り上げてきた。その先頭に立ってきたのが宮島さんだ。

次のページは・・ デンマークの高齢者ケアを範としたアザレアンさなだの取り組み

キーワード: 地域包括ケアシステム , 宅老所 , 小規模多機能 , グループホーム

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