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ヘルパーができる事・できない事の説明はどう対応する?

訪問介護の現場では、ヘルパーに任せきりにしていていると、管理者の知らないうちに不適正なサービス(ヘルパーが出来ない事)が行われ、結果として不正請求につながってしまう可能性がある。明るみに出にくい不適正事例を、どのように把握し対応していけば良いか、考えていきたい。

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理解不足の現場では、不適切な対応が起きている!?

 ヘルパーのサービス中にサービス提供責任者が訪問した際、不適切な対応を目の当たりにした。

 ヘルパーは生活援助をしているが、ご本人の姿が見当たらない……。ヘルパーに尋ねると、「近くのコンビニにちょっと出かけられました。すぐ戻られると思います」との返答。サービス提供責任者は、その場で、ご本人が不在の状況ではサービスが実施できない事をヘルパーに指導した。間もなくご本人が帰宅され、「急な用事ができてすぐに出かけるから、終わったら鍵を閉めずに帰っておいてください」と……。サービス提供責任者はご本人にも説明したうえで、サービスを予定より時間短縮し、ご本人滞在時間のみを提供時間とした。

 ヘルパーは入社1ヵ月で、入社時に研修をしていたが、利用者が不在時の対応については十分な説明ができていなかった。利用者も訪問介護を利用されたばかりで、介護保険制度で出来ない事をまだ理解されていなかった。利用者の中には、ヘルパーの事を、要望通りに対応してくれる家政婦のように思っている方も少なくない。

 今回のように、「ヘルパーの出来ない事」を理解されていないと、サービス提供責任者の知らないうちに不適切な対応が行われる事になり、トラブルにもなりかねない。

次のページは・・ できない事に対しての代替え案を相談する事が大切

キーワード: サービス提供責任者 , ヘルパー , 介護保険制度

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