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ヘルパー間の連携で食中毒を防ぐには?

梅雨時期から夏場にかけて特に多く発生する食中毒。在宅介護での食中毒のヒヤリハットを元に、ヘルパーはどのような知識を備えておくべきか? その対策について考える。

その食事、本当に大丈夫?

 「昨日の残りのおかず、召し上がりますか?」とヘルパーが訊ねた質問に対して、認知症のあるご利用者様は、何と答えるだろうか?

 認知症の方に1日2回、毎日訪問介護のヘルパーが入っている。「冷蔵庫の食材で調理して、配膳する」という援助内容だ。認知症があっても、ご自身で食事動作ができるような軽度の方の場合、ヘルパーは食事の様子を見届けずに退室することもある。

 施設では、食事の途中や終わり頃に、食事中の様子を確認したり、食事の摂取量を確認したりできるが、訪問介護では確認しにくい状況にある。ご利用者様が、配膳された食事の残りをすぐに冷蔵庫に片付けたのか、長時間室温で放置した後に冷蔵庫に片付けたのか、次に訪問したヘルパーにはわからない。

 こういったケースでは、ヘルパーが配膳した食事から食中毒が発生する危険があるのだ。家庭では「このぐらい大丈夫だろう」と判断するようなことでも、抵抗力の弱い高齢者の場合、症状が重篤化しやすいため、ヘルパーは注意して対応する必要がある。

次のページは・・ ヘルパー一人ひとりが食中毒を正しく理解し対策を実践する

キーワード: リスクマネジメント , ヘルパー , 訪問介護 , 認知症

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