介護職の想いをつなぐ介護職のウェブマガジン

介護現場で働く人を真に「動かす」ために

介護労働安定センターが、介護の雇用管理改善に向けたチェックリスト(および業務推進マニュアル)を提示しています。介護現場の雇用管理には多様な課題がありますが、今回のようなチェックリストが一助となるのかどうかは意見も分かれるところでしょう。大切なことは何かを掘り下げてみたいと思います。

関連記事:介護現場の状況を正確に調査するために

関連記事:介護職でしか解決できない専門性を

関連記事:過酷な夜勤は職員と利用者を危機に晒す

立派なしくみも「やらされ」感が先に立つと

 ずいぶん昔になりますが、ある介護現場を取材したときのことです。最初に法人の理事長から話をうかがい、現場で導入されているオリジナルのアセスメントツールとその活用法を示されました。非常に理にかなっていると大変に感心したものです。

 ところが、その後に「現場の管理者」と「現場の職員」に話を聞き、このツールをどのように活用しているかを確認しました(その場には理事長はいませんでした)。すると、現場の職員は、「基本的に管理者が手がけているので、自分たちはよく分からない」と言います。そこで管理者に話を聞くと、「試行錯誤はしているが、忙しいのでまだモデル的にしか使っていない」と苦笑いしながら答えました。

 確かに、現場に浸透させるにはやや時間がかかると思われるツールではあります。しかし、問題なのは「目の前の業務に振り回されて、どうしても『やされている』感が先に立ってしまう」という空気があったことです。

次のページは・・ 現場の実態把握の「客観性」を高めるには

キーワード: 人材マネジメント , 介護保険制度

この記事はいかがでしたか?感想を残そう!

この記事の感想は?

大賛成 3
賛成 0
中立 0
反対 0
大反対 0

== オススメ介護求人 ==

みんなのコメント

コメントをもっと見る

こちらの記事もどうぞ

  1. 該当する記事はありません
ページの先頭に戻る