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在宅医療は「介護業務の再評価」から

地域における在宅医療の進め方を議論している「全国在宅医療会議WG」。その第2回の会合で、現場の実践事例について参考人からのプレゼンが行われています。在宅医療との連携がますます重視される介護現場としては、どのあたりを注目すべきでしょうか。

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WGのプレゼンで示された2つのポイント

 在宅医療で課題の一つとなるのは、患者が入退院を繰り返したりする状況において、在宅側と病院側が「患者の在宅生活」についてのビジョンをいかに共有するかという点です。

 入院先の医療機関の場合、ともすると「目先の治療」が優先されることで、その人が退院した後の生活が思い描けていないケースが見られます。そのため、著しい筋力低下をきたして在宅に復帰し、それまで「していた生活」がまったくできなくなったりします。

 また、病院側が家族の介護力を想定せずに拙速な退院支援にかかってしまうこともあります。その結果、在宅の療養支援体制が追いつかず、家族が介護疲れで体調を崩してしまうことも起こりえます。これでは、どんなに在宅側の医療・介護連携が進んでも、国が目指す安心の地域包括ケアは実現できません。

 そうした「在宅側と病院側の意思疎通とビジョン共有」という課題について、今回のWGでは地域で在宅医療を手がけている法人の取り組みが紹介されました。ポイントとなるのは、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の積み重ねと、在宅療養移行報告です。

次のページは・・ 「対話」の重要性はケアマネ業務でも同じ

キーワード: 医療と介護の連携 , ヘルパー , ケアマネジャー

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