介護職の想いをつなぐ介護職のウェブマガジン

認知症ケアが介護・医療をつなぐカギに

3月15日に開催された中央社会保険医療協議会(以下、中医協)で、医療と介護の連携に関する意見交換の実施スケジュールが提示されました。2018年度の介護・診療報酬のダブル改定をにらみ、中医協と介護給付費分科会で意見のすり合わせを行なう場となります。両者の連携課題はどこにあるのでしょうか。

関連記事:本当に認知症? 高齢者施設の認知症ケアについて考える

関連記事:探し物が多くなったら・片付けられなくなってきたら―認知症を疑ってみる

関連記事:介護施設に株式会社参入、介護はどう変わる?

介護も医療も現場負担が高まっている中で

 最近、医療関係者と話をする中で、必ずと言っていいほど出てくるのが、「患者の高齢化にともない、認知症が進んだ状態で入院してくるケースが増えた」という話題です。そうした患者の場合、ナースコールは常に鳴りっぱなし。歩ける患者は夜間でもナースステーションにやってきて、「家に帰る」などの訴えをひっきりなしに寄せてくるといいます。

 病棟の看護師にとっては、そうした入院患者の対応に追われる中で業務負担が増し、「燃え尽き」などの一因になっているようです。

 一方、介護現場から見た場合、認知症の利用者が高齢化する中で、病状悪化から入退院を繰り返すケースも増えています。その場合、適切な認知症ケアによって落ち着いた状態にある人が、入退院によって慌ただしく環境が変化する中(あるいは、病院での不適切な身体拘束など)でBPSDを悪化させて戻ってきます。退院後に認知症ケアをリスタートさせ、BPSDの改善を図るとして、介護職員の負担も一時的に高まることは避けられません。

次のページは・・ 意外に高い!? 認知症ケア加算へのニーズ

キーワード: 政府 , 医療と介護の連携 , 認知症

この記事はいかがでしたか?感想を残そう!

この記事の感想は?

大賛成 1
賛成 1
中立 0
反対 0
大反対 0

== オススメ介護求人 ==

みんなのコメント

コメントをもっと見る

こちらの記事もどうぞ

  1. 該当する記事はありません
ページの先頭に戻る