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3年後を見すえて考えるべきこと

前々回改定で布石が打たれていた機能向上策

 さて、毎回の報酬・基準改定を見ると、一種の「観測気球的」なポイントを見ることができます。その段階では微小な改定というケースであっても、「いつしか拡大できるように布石を打っておく」というわけです。

 分かりやすい例が、今回の改定案で適用範囲が広がった生活機能向上連携加算です。これは、2012年度改定で訪問介護に初めて創設されたもので、2015年度改定では連携対象に通所リハビリも含まれました。現在でも算定事業所はわずかですが、創設当時はさらに「算定はレアケース」であり、現場では「この加算の持つ意味は何か」が話題となりました。

 しかし、これを先の「観測気球」と見た場合、「厚労省としては、将来的にサービス横断のスタンダードなしくみにしたいのでは」という予測が成り立ちます。そして、その通りになったというのが今回の改定案です。

 では、今回の「観測気球」的な改定ポイントはどこにあるのでしょうか。それが、通所介護における「利用者の心身機能の維持・改善にかかるアウトカム評価」の創設です。

次のページは・・ 通所介護のアウトカム評価、3年後の姿は?

キーワード: 介護報酬 , 自立支援 , 介護保険制度

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