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介護事故防止は今や最優先課題に

これからは在宅系の事故リスクも急増する!?

 リスクマネジメントでよく取り上げられる「ハインリッヒの法則」によれば、1件の重大事故(たとえば死亡事故)の背景には、29件の軽微な事故が発生しているとされます。さらに、その背景には300件近いヒヤリハット事例が存在しているとも言われます。

 この点を考えた場合、(死亡事故などの)重大事例だけを対象とした調査・分析だけでは、現場不安の根絶には不十分といえます。また、制度開始時よりもサービスが多様化している現在では、介護保険施設や有料老人ホーム(あるいはその他の居住系)だけを対象とした実態把握でいいのかという点も問われます。

 国は地域包括ケアシステムによって、在宅介護・療養の限界点を高める方針を打ち出しています。その点に照らせば、在宅系サービスまで実態把握の範囲を広げることが欠かせないはずです。たとえば、お泊りデイなど「通所事業所でも夜間介護上のリスクが生じるケース」もあります。今後、訪問介護で「混合介護」が緩和されたり、次期改定での人員基準緩和が進めば、複雑化するサービス体系の中で(ちょっとした連携ミスなどによる)事故リスクの増大も想定しなければなりません。

次のページは・・ 事故防止が進まないと自立支援施策も厳しく

キーワード: 事件・事故 , リスクマネジメント , 有料老人ホーム

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