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AIによる認知症ケアを機能させるには

AIによる、科学的裏付けに立ったケアの推進がたびたび話題となっています。認知症ケアについても、AIを活用したデータ解析や利活用を図るなどの事業が提示されるようになりました。

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BPSDの改善に向けてAIを活かす余地

 認知症については、中核症状の根治に向けた治療法はまだ確立されていません。したがって、介護現場においては、BPSD(行動・心理症状)の緩和により、たとえ中核症状が進行しても「その人らしい穏やかな生活」を取り戻すことが主たるミッションとなります。

 では、BPSDを悪化させる要因には何があり、各要因を解決するための効果的なケアの道筋はどうなっているのでしょうか。この部分におけるデータ集積と解析にこそ、AIを大いに活かす余地があるといえるでしょう。

 そもそもBPSDを悪化させる要因は、周囲の環境、家族や支援者との対人関係、本人の疾病や服薬の状況など極めて幅広い要素が複合的に絡んでいます。ここに、本人がもともと携えている価値観や生活観、それらを生み出している長期記憶内の生活歴、現段階における見当識の状況などが、いかに影響を与えているかにも着目しなければなりません。

次のページは・・ 個人の経験値を共有価値へと進化させる

キーワード: 科学的介護 , AI , 認知症

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