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認知症フレンドリーコミュニティーとは?先進地英国の取り組みから学べること

「認知症になっても安心して住めるまちづくり」が日本でも課題となって久しいが、いまだに啓発活動のみが浸透し、認知症当事者の声を施策に反映させたり、企業活動における商品やサービスの改善などにはほとんど結びついていないのが現状だ。英国イングランドのプリマスの先駆的な取り組みを紹介し、認知症フレンドリーコミュニティづくりについて考えてみたい。

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世界的規模で認知症に対する取り組みが広まりつつある

 11月5、6日に東京で開催されたG7認知症サミット後継イベント。主要先進国からの担当者や研究者などに加え、日本からは安倍首相も参加し、認知症国家戦略の策定が宣言されるなど、国内外を問わず、認知症の課題が、世界規模のものとなっていることを印象づけた。

 認知症の予防やケアといったテーマと並び、この会議のテーマの柱の一つとなっていたのが、「認知症フレンドリーコミュニティー」(直訳すれば、認知症の人にやさしい町)である。日本でも「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」といったキーワードが10年ほど前から使われるようになっているが、取り組みが加速する英国を中心に、より具体的で、発展的なものとなってきている。本稿では、この認知症フレンドリーコミュニティーの意味合いとその重要性が指摘される背景を紹介する。

次のページは・・ 医療や介護の充実だけでは、認知症の人にやさしい町づくりはできない

キーワード: 海外 , 認知症

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