介護職の想いをつなぐ介護職のウェブマガジン

電動車いすを用いた自立支援

春の穏やかな風が心地よい季節になってきました。寒い時期は外出を控えていた方も、お花見をきっかけに外出への意欲がわいてきている方々も多いのではないでしょうか? 今回は外出を支援する福祉用具、電動車いすについてお話ししたいと思います。

関連記事:介護ロボットの導入を支える補助制度

関連記事:肩の痛み、シルバーカーの高さが原因では?

関連記事:日中独居高齢者がどんどん増える

タイプ別で選択肢がある電動車いす

 ご存知のとおり電動車いすには、いろいろなタイプがあります。

 車いす本体に、ジョイスティックレバーと呼ばれる操作部と駆動部にモーターが付いたタイプと、ハンドルを操作するカートタイプです。また、ご自身で操作しなくても、介助者の方の押す力を補助するアシストタイプもあります。

 使用目的や、操縦能力・判断能力、そして保管場所も考慮して、どの種類を選ぶか、決めるとよいでしょう。

導入事例1:4年前に脳梗塞を発症した80代の女性(要介護1)

状況

 80代女性。要介護1。4年前に脳梗塞発症後、体力・筋力低下が目立ち、自宅から30メートルくらいであれば杖歩行できるが、買い物など長距離の移動は呼吸も苦しくなってしまい困難。買い物や近隣の家族の家に一人で行きたい。ご家族も閉じこもりを心配しており、導入に関しては前向き。

対応

 玄関前の段差の昇降や玄関外に保管スペースがある事が決め手となり、カートタイプを提案。ご家族立ち合いのもと、細かい操作方法の説明のあと、自宅周辺を実際に操作していただき評価の上レンタル開始。

その後

 操作に慣れるまではご家族の付き添いのもと利用しており、買い物や家族の家にも行けるようになった。ここ何年も行きたくても行けなかった近所の桜並木にも出かけることができて、とても嬉しい。外出することに自信がつき、気持ちも前向きになった。

次のページは・・ 導入事例2:週3回の人工透析と大腸がんの治療の通院が外出理由の70代の男性(要介護4)

キーワード: 福祉用具 , 介護家族 , 自立支援

この記事はいかがでしたか?感想を残そう!

この記事の感想は?

大賛成 0
賛成 0
中立 0
反対 0
大反対 0

== オススメ介護求人 ==

みんなのコメント

コメントをもっと見る

こちらの記事もどうぞ

  1. ヘルパーの持つべきプロとしての意識とその影響

    • ●0
    • ●0
    • ●0
    • ●0
    • ●0
    • 0
  2. 生産性よりも健全性を優先した議論を

    • ●0
    • ●0
    • ●0
    • ●0
    • ●0
    • 0
ページの先頭に戻る