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「触れあうこと」の大切さ vol.2 終末期の癒し

年齢を重ねるにつれて、触れ合いやスキンシップの機会は少なくなってくる。しかし、「触れる」ことで生まれる豊かな感情や心地よさは、何にも代えがたい癒しとなる。人生の終末期に、人が求めることは、人と触れあうことだと筆者は考える。

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触れるという感覚がもたらす情報

 「皮膚刺激」と聞くと、強い刺激のようにイメージする人もたくさんいるが実はそうではない。

 私たちは触れるということを意識しないまでも、日常生活のすべてにおいて触れるという行為を行っている。

 座る、歩く、物をつかむといった動作全てが「触れる」ということと関わっており、物が熱いとか冷たいという感覚や、危険から回避するための痛みも「触れる」ことによって起こる。これらは、私たちが生命を維持するためにも重要となる。

 そして、衣服の肌触わりや肌と肌の触れあう心地よさは、「触れる」という感覚がないと存在しない。

 皮膚は、私たちの身体にある感覚器の1つであり、「触れる」ということは、温度や物理的、化学的、電気的刺激による接触であって、皮膚の受容器で感知され圧迫や痛み、温かさなどといった感覚が生じる。

 例えば、パソコンのキーボードを打つことや服を着ている感覚なども、日常生活の中では気づきにくいが、「触れる」ということである。

次のページは・・ 「擦る」ときは手のひら全体で触れると心地よい

キーワード: 終末期、癒し

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