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ケアマネージャーの更新研修は役に立つのか?

ケアマネージャーは5年毎に資格を更新し、その際には5日間の研修を受けることになっています。人の人生そのものに関わる重要な仕事ですから、継続的なスキルアップはとても大切なことです。しかし実際、更新研修はケアマネージャーにとって本当に役に立つものなのでしょうか。実際の声を聞いてみると「基礎的な内容だが、これまでの業務を振り返れた」などの評価がある半面、「なぜ同じような講義を聞かなければならないのか」「時間と費用を捻出して研修へ参加しているのに無駄なことをしている」と感じている人も多いようです。今回は現在の更新研修について、ケアマネージャーのスキルアップに役に立つものなのかを考察していきます。

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ステップアップしたい更新研修

 ケアマネージャーは仕事を始めてから5年間、多くの高齢者のプランを作っています。しかし、それが本当に本人に合っているものなのか、日々の業務で悩むことは多いはず。「高齢者にとって必要なこと」を、どれだけプランに反映できたか。それを客観的に見て改善するのは、大切なことです。そのため、ケアプランを作るための実習は研修のメインといって良いでしょう。しかしこの実習にこそ、初任者研修で行ったものとほとんど変わらないのではという疑問を感じます。

 研修は受講生が自分で対象者を探し、そのニーズをとらえてプランを作ってくるというものです。実プランをつくる前には大切なポイントがあり、それが「高齢者や家族からどのように話を聞き、何を問題としてとらえたのか。」ということ。この部分を他の受講生は知らないため、以下のような点について検討することができません。

  • どれくらい高齢者の全体像を見ることができたのか
  • それによって本人に合うプランを組めたのか
例えばここで、年齢や家族関係、病気、障碍などのさまざまな要素を含む、同じ例題を全員が使ってみてはどうでしょう。そして、他の受講生が立てたプランを研究したり、自分のプランへのフィードバックを受けたりするのです。

 自分とどのように違うのか、あるいは収集した情報は適切だったのか。また、さらに調べるべきことがないかを確認し、見直すといったやり方もあるように思えます。

次のページは・・ 基礎資格を活かす

キーワード: チームケア , ケアプラン , ケアマネジャー

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