介護職の想いをつなぐ介護職のウェブマガジン

「孤独死」を防ぐための取り組み

最近、インターネットを中心としたメディアで「孤独死」に関する話題が取り上げられています。中には興味本位で「事故物件」を取り扱うものも見られますが、未婚率が上がり「自分もそうなるかもしれない」と深刻に考えている人は多いようです。ここでは「住む場所」という視点から、この孤独死について考えていきます。

関連記事:みま〜もサミット vol.1

関連記事:市民後見人の現状と問題点

関連記事:通所介護の送迎サービスに求められる専門性とは? vol.3 乗車後のリスク管理

「住むところがない」という「孤独」の理由

 核家族化が進む現在、子どもの独立をキッカケに夫婦が二人きりとなり、その後、どちらかが亡くなって一人暮らしになるというパターンが多くなっています。さらに一生独身という人も増えており、社会全体で「孤独死」について危機感をもっているようです。

 一人暮らしの高齢者には、「民間の賃貸住宅に入れない」または「住んでいた賃貸住宅の建て替えで退去を迫られたが、その後に住む部屋を借られない」というケースがとても多く聞かれます。

 なぜなら住宅を貸す側が、孤独死によって「事故物件」となってしまうことを恐れているからです。ときに独居老人の死亡、あるいはアフターケアなどが話題となりますが、最悪のケースではリフォームに80万円かかったという話もあるほど。

 ひとり暮らしの高齢者を対象とした施設の一つに「養護老人ホーム」がありますが、入居希望の理由は「住宅関係」が最も多いのです。中でも「住むところがない」という人は、入所理由全体の約3割にも及ぶとされています。

 立ち退きにあった人もかなりおり、高齢者の一人暮らしを受け入れてくれる住居はなかなかありません。「ひとりでは厳しい」と思った段階で介護サービスに繋げられなかったことが、高齢者の孤独死を生み出す原因の一つではないでしょうか。

次のページは・・ 介護サービスにつなげられなかった理由

キーワード: 独居 , 見守り

この記事はいかがでしたか?感想を残そう!

この記事の感想は?

大賛成 0
賛成 0
中立 0
反対 0
大反対 0

== オススメ介護求人 ==

みんなのコメント

コメントをもっと見る

こちらの記事もどうぞ

  1. 該当する記事はありません
ページの先頭に戻る