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栄養士と在宅ケア

高齢者が病気や怪我で入院すると、退院時にADLが落ちていることが少なくありません。リハビリの実施や家庭内のバリアフリー改築などには目がいきますが、食事についてはどうでしょうか。栄養管理指導をプランに入れることは、あまりないかもしれません。しかし「食べる」ということは、身体的にもメンタルにも重要なものです。栄養指導の大切さを確認し、家庭で適切な食事ができるような支援を考えてみましょう。

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体験してみると?

 以前、栄養指導の大切さを痛感した出来事がありました。

 病気で入院していた母が退院することになり、病院関係者や通所施設の介護福祉士で集まり、カンファレンスを行ったのです。しかし栄養士からの指示は、「大腸から下血があったので、消化がいいものを」ということだけでした。

 透析を受けているので、塩分やたんぱく質の量を考えなければなりません。キザミ食やミキサー食にすることで、噛む機能が衰えてしまうのも困ります。インターネットで情報を探し、電話で問い合わせはしたものの、結局は何を食べれば良いのか分からずお手上げ。やはり、プロの指導が必要だと感じました。

管理栄養士の専門性

 在宅で、何をどう食べれば良いのか。これを教えてくれるのは管理栄養士です。月に2回まで自宅に定期的に訪問し、療養に必要な栄養指導を実施。この指導料は同一建物の居住者以外ならば530点、 同一建物の居住者ならば450点となっています。

 管理栄養士は在宅の高齢者のもとへ定期的に訪れ、栄養状態をチェック。患者や家族に対して、調理方法や何をどのように食べれば良いのかアドバイスします。尚、1回の訪問の時間は30分〜1時間程度です。

次のページは・・ 食事は健康の要

キーワード: 介護家族 , 多職種連携 , ケアマネジャー

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