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混合介護サービスを具体的に運用するときケアマネジャーが留意すること

高齢に伴って身体が不自由なっていくと、「障がい者のためのサービスも使いたい」と思うことがあるでしょう。しかしその場合、いくつか気を付けなければいけないことがあります。ケアマネジャーが留意すべき点について、ここで考えてみましょう。

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混合介護のメリット

 障がい者と高齢者への混合介護ができるようになることのメリットは、介護保険サービスの制度だけでは受けられないと認められる場合、障害者総合支援法に基づくサービスが受けられる点。例えば使ってみたいと思える支援に、「家族向けの料理や掃除もできる」ということが挙げられます。

 高齢で不自由になり、家事ができなくなるのは本人にとって辛いもの。このとき、「ただ作ってあげる」というのではなく、家族が少しずつ家事をこなせるようになるための支援が必要です。そのほか、混合介護によって以下のようなことも可能となります。

  • レクを目的に外出できるので、出かける日を楽しみにして過ごせて生活が潤います。
  • 高齢になって視覚が不自由になったとき、点訳の指導をしてもらったり、好きな本を楽しめるように音読してもったりするなどで、ADLが向上します。
  • 簡単な庭園の草むしりや、犬の散歩なども行なえます。

 家族としては慣れている事業者に頼めますし、サービス事業者も収入の機会が増えることになります。しかし、これまでこのような細切れのサービスを提供してくれていたNPOやボランティアなどとは、兼ね合いが難しいかもしれません。

 また、障がいを持った方の生活の仕方を取り入れられる点も期待したいところ。子どもの頃から障がいを持っていた方は、ボランティアの頼み方も慣れていて生活を楽しむことができます。例えば視覚障がいの例を挙げると、

 「野球観戦へ行きたいから、付き添いも野球好きな人にお願いする」

 「本の目次を教えてもらったり、音読を頼んだりする」

 など、相手に気遣いを持ちながら必要な支援をしてもらっています。こうした身体障がい者の方が行ってきたノウハウでボランティアを頼めるようになれば、毎日の生活を楽しむことができるでしょう。

次のページは・・ 混合介護における留意点

キーワード: 障がい者 , 多職種連携 , ケアマネジャー

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