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サービス付き高齢者住宅の現状と課題

「年をとったら、どこに住みたいですか?」そう聞かれたとき、どう答えるでしょうか。現在は「家族に迷惑をかけたくない」という気持ちから、老人ホームを選ぶ方が多くなっています。さらに介護する側も「認知症や下の世話は…」といった考えを持つ方は少なくないでしょう。そのため両者の気持ちが一致すれば、老人ホームへの入所という形になります。老人ホームといっても種類は多様です。しかし周知するのは難しく、現在の高齢者施策ではこれ以上の選択肢を考えられないのが現状かもしれません。ここでは昨今増えている「サービス付き高齢者向け住宅」について、終の棲家になるのか考察していきます。

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「サ高住」は安心できる?

 一人暮らしの方には「今は元気だけど一人では何かあったときに不安」という理由から、安心できる施設に行きたいと考えている方が多く見られます。そこで、注目されているのが「高齢者サービス付き住宅」(サ高住)です。自分の部屋にキッチンやお風呂が備わっていて、外出も自由。まさに「困ったときだけ助けてほしい」という希望が通るように思えるでしょう。“個”の意識が高まっているため、こうした希望を持つ方は多そうです。

 しかし新築のホームへ見学に行くと、まだ部屋にギャッジベッドがあるだけの状態。できることならば、これまで自宅で使っていたテーブルや椅子を持ってくるなど、今まで過ごしていた環境を可能な限り保持して入居できれば良いなと思います。

 また、充実したセカンドライフを過ごせる方がいる一方、介護が必要になったときに専門スタッフがおらず、悲惨なことになってしまうケースも少なくありません。高齢者の福祉を全く知らずにビジネスとして運営すると、こうした事態を招きがちです。

次のページは・・ サ高住に求められるもの

キーワード: 住環境 , 終末期 , サービス付き高齢者住宅

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