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介護保険法改正から見る今後

平成27年4月より介護保険法が改正されました。その中で話題になったのは処遇改善加算と、いわゆる「軽度者カット 」でした。今回の改正から見る介護保険法の今後について、考察していきたいと思います。

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「改正」という"改善"は功を奏したのか?

 介護保険法が施行された2000年から15年の月日が流れました。その間、幾度も「改正」を重ね「改善」していっています。

 今回の改正では介護職員処遇改善加算がI〜IVと4段階になり、介護現場の悪いイメージに対して「改善」を行いました。

 さらに要支援者の介護予防サービスについて、その大半を地域支援事業に移行し、より重度の人へサービスを集中させ、効率化をはかる「改善」をしました。他にも所得別での2割負担の導入、特別養護老人ホームの入居要件の変更といった「改善」を行いました。

 多くの「改正」という"改善"を打ち出した結果、今の実態はどうなのでしょうか。「待機者問題」として未だに存在する特別養護老人ホームの入居者待ち。その代替案の受け皿として登場し、多くが擬似特養となっている「サ高住」。要支援者を地域支援事業に移行し、ボランティア等の地域資源を活用するといった曖昧なビジョン。

 本当に改善されたのでしょうか。私は改善されたように思いません。

次のページは・・ それはまるで以前の措置制度と同じ

キーワード: 介護職員処遇改善加算 , 介護保険制度

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