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初めての入浴介助 - 「ミライ塾」塾生体験記 vol.2

「ミライ塾」塾生・佐々木さんの連載2話目は、初めての入浴介助。初仕事でいきなり、ドキっとする体験も。経験を積み重ねて、少しずつ介護職として成長していく佐々木さんの様子が、体験談から伝わってくる。

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利用者の方のくせやこだわりに、しっかり向き合ってコミュニケーションをとることが大事

 最初の介護の仕事は、入浴介助だった。いきなり転倒のリスクの高い入浴介助をやることに少しとまどったが、はじめは、ほとんど見学に近かったので問題はなかった。

 先輩方について、介助を見学していると、ある利用者の方が僕に対して「笑った」と繰り返し言いはじめた。どうやら僕が利用者を見て笑っている、と勘違いしたらしい。僕は「笑ってないですよ」と言ったが、利用者は変わらず、「笑った」と繰り返すばかり。

 後で先輩から聞いて、こういうことがある方なのだということを知った。

 これからは、こういったことに対してうまく対応できるようにならなければならないと思い、あらためて介護の難しさを実感した。

 この仕事を始める以前から、介護の仕事においては、高齢者とのコミュニケーションが大事だと思っていたが、実際に仕事をしていくなかで、本当に一番大切なことではないかと思うようになった。

 先輩からとある利用者の話を聞いた。その利用者はとてもこだわりが強いらしい。この利用者に認められれば一人前、というぐらいのこだわりの強さだそうだ。その方の介助を見学した。介助には手順があり、その手順がとても多かった。加えて車椅子をあまり揺らしてはいけない、時間を遅らせてはいけない、呼んだらすぐ行かなければならない等々、事前に聞いていたとおり、こだわりがとても強かった。この方の介助はしばらくできないな、と感じた。

次のページは・・ 介護の場では想定できない出来事が起こるのだということを実感した誘導での経験

キーワード: リスクマネジメント , 人手不足

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