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僕が介護の仕事を始めたからこそ、気づけたこと - 「ミライ塾」塾生体験記 vol.5

仕事を始めて二ヵ月ほどが経った。仕事と学校の両立はまだまだ大変だけど、ほんの少し気持ちに余裕ができてきた。仕事を始めたころは自分の事で一杯一杯だったが、だんだんと周りにも目を向けられるようになり、少しコミュニケーションがとれるようになってきた。まだまだ未熟なので日々の中で磨いていきたいと思う。

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利用者への負担をなるべくかけずに介助する難しさ

 フロア勤務では大変な方の介助に、一部入るようになった。

 僕が介助した方は一人でトイレに入れない方だった。立位を保つのが難しく、物に捕まって立つのがやっとだ。

  

 僕はその方に声をかけて、便座の前で少しの間、立っていただく。その方のお尻を持ちトイレの便座の上に誘導して、お尻が痛くならないようにそっと腰を下ろしてもらう。そして用を足してもらい、再び立っていただく。陰部を清拭用のタオルで拭き、ズボン等を上げて座ってもらう。

 この一連の動作が遅くなると、入居者の負担が大きくなってしまう。だから素早く正確にやらなければならない。だが、最初はスムーズにいかず、痛いかどうか伺うと、「痛い」と言われることがあった。今はほとんど言われることはないが、少し重い方の介助では、痛みが伴うようで、負担などが利用者に現れやすいと感じた。

声掛けの難しい人のトイレ誘導では、細心の注意が必要となる

 他にも声掛けが難しい方などの介助に入った。その入居者は、自立歩行ができるがあまり動きたがらないので、スタッフが手引きして移動してもらうことが多い。食後にトイレの声掛けをしてトイレに誘導しなければならないのだが、本人にその気がないと行ってくれない。本来なら入居者の意志に従わなければならないのだが、その方は自分ではトイレに行かず失禁してしまうため、声掛けをして誘導しなければならない。

 「お手洗いに行きましょう」と声をかけたが、行こうとしない。なので、手を引きトイレへお連れして座ってもらう。そうすると普通に排泄をし始めた。立つとお小水が出てしまうことがあるので、衣服が汚れないように清拭タオルを当てて、その他の作業をする。

 その後、ベッドに戻っていただき、介助は終わりとなる。この方はいろいろクセがあるので、細かいミスをしてしまうと失敗につながるから注意しなければならないと思った。

次のページは・・ 高齢化の問題を以前よりはるかに真剣に、身近に感じる

キーワード: 2025年問題 , 人材マネジメント

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