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施設職員が考える身体拘束−前編

高齢者への虐待問題が後を絶たず、「身体拘束」という言葉も目にする機会が増えている昨今だが、拘束の実情・背景・制度上の言葉の定義について明らかにし、厚労省が出している「身体拘束ゼロへの手引き」においても、例外的に拘束に該当しないとされる、現場における「やむを得ない場合の拘束」について考えてみた。

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高齢者介護の中で日常的な「身体拘束」という言葉

 何の前置きもない場合に、「拘束」という言葉に対して、一般的にどのようなイメージが浮かぶのでしょうか。

 ―ロープで身体をぐるぐる巻きにされる……?
 ―部屋に閉じ込められる……?

 この物騒なご時世、ニュースなどでも「拘束されている……」など、耳にすることは少なくないと思います。要は、拘束というものは、誰かに「される」ということなのですね。

 高齢者介護の中でも、身体拘束という言葉が日常的に使われています。先ほどと同じく、「高齢者の身体拘束」と何の前置きもなく聞くと、皆さんは何をイメージするでしょうか。

 ―ベッドにぐるぐる巻きにされる……?
 ―部屋の外から鍵をかける……?

 明言しますと、高齢者の方への身体拘束というものは、一定の条件のもと、存在しています。その内容は、上記のようなイメージから、意外性のあるものまで、多岐にわたります。

次のページは・・ 身体拘束は原則として高齢者虐待に該当する

キーワード: ヘルパー , 認知症 , 夜勤体制

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