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老いを支える

今、日本は世界でも例のない長寿国となっています。そしてその特徴は、急激に平均寿命が伸びたことにあるでしょう。「人生60年」と言われていたのは遠い昔のことではありません。高齢者と呼ばれるのは65歳からですが、その方たちの親の世代は「人生60年」と言われた頃の世代。そして、その「子」に当たる世代は65歳からが第2の人生、高齢者と言われるのです。それほど短い期間に平均寿命が延び、高齢化が進んだということ。ですから、社会の仕組みがそれに追い付いてゆかないのも仕方ないことなのかもしれません。

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高齢者や家族はPPKを望む

 女性と男性では平均寿命に約10歳の差があります。しかしある統計では、女・男ともに人生最後の10年間は自力で生活できず、何らかの手助けやサービスを受けて寿命を全うするそうです。こうした手助けやサービスの中には、在宅で家族にお世話になるほか、介護保険を利用しての訪問介護やデイサービス、ショートステイ、老人ホーム入所期間、そして入院療養も含まれます。平均でということではあるものの、軽度から重度までさまざまな手助けを受けることとなるわけです。

 巷では、皆「PPK」 を望んでいます。つまり「ピンピンコロリ」ですね。昨日まで元気でいて、今日天国に召される。そんな人生の終末が希望なのです。これは、誰かの世話になり、家族に迷惑をかけて生活するのは辛いという理由があるのでしょう。認知症になってしまったのであれば、本人は手助けを必要としていることも、時には周囲に迷惑をかけてしまっていることも自覚がありませんが、親戚やご近所さんなどでそういう方と触れる機会があると、「PPK」 を望むようになるのです。それでは、少しでもその願いに近づいたなるべく迷惑をかけない生活を送るために、どうしたらよいのでしょうか。

次のページは・・ 介護保険制度の改正による「支え合い」の変化

キーワード: 地域包括ケアシステム , 共助 , 介護保険制度

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