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心を一つに、工夫で乗り切る

訪問介護を利用する方々の要望は、とても多岐に渡ります。一般的なサービス内容だけでは支援が難しいケースもありますが、そんなときもお手伝いする方法を考えれば意外とアイデアが浮かんでくるものです。

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Aさんとの出会い

 私が勤めるヘルパーステーションでは、20年近く前からAさんのお姉さんのもとへ訪問介護に伺っており、そこでAさんと出会いました。Aさん(男性、80歳)は、生まれつき全く耳が聞こえないものの、60歳まで仕事に就いていたため年金収入があり、数年前までは自宅敷地内の畑でたくさんの野菜を上手に栽培していらっしゃいました。

 聾唖(ろうあ)の方の合併症ともいえる症状で、Aさんは感情の起伏が激しく、コミュニケーションにはとても気を遣う必要があります。あるとき、お姉さんのもとを訪問したヘルパーの顔を見るなり怒り出したものの、何について怒っているのか全く分からない状況になってしまいました。ときには暴力行為もある方なので、心配したお姉さんが「今日は帰っていいから」と言い、何もできずに帰ってきたことがありました。翌日訪問した際、Aさんは機嫌こそ直っていたものの、それからは今回のことを気にかけながら訪問するようになりました。

次のページは・・ 耳が聴こえず筆談も難しい、病院への移動をどうするか

キーワード: 介護家族 , チームケア , ヘルパー

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