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監視?防犯?プライバシー?設置に揺れる福祉施設の監視カメラ

3. 監視カメラの効果

 外部からの犯罪を抑止する効果として、やはり監視カメラは有効です。そして、残念ながら減らない職員による入居者への虐待に関しても、かなり有効と言わざるを得ません。

虐待防止に効果

 人は誰でも間違うもの。さまざまな悪条件が重なると、超えてはいけない一線を越えてしまう時があります。そこを踏みとどまらせてくれるのが教育であり、プロとしてのプライドであり、そしてスキルでした。しかし人手不足の現在、そうした教育を受けていなかったり、プロとしての意識が欠けていたり、あるいはメンタルコントロールのスキルが低い職員がいるのが実際です。事業所としていくら研修に力を入れても追いつかない状況なのです。そういった意味で、「カメラがある」という職員への非常に分かりやすいメッセージは、抑止力となって効果を発揮します。もちろん、それだけに頼ってはいけません。教育や研修はしっかりと行うべきでしょう。

事故解明の手段となる

 入居者は、時として予想できない動きをします。例えば、原因不明の内出血がでることもあるでしょう。動けないはずなのに、ベッドから落ちるといったこともあります。もし部屋にカメラが付いていれば、次の事故を防止するための手段を見つけることができるかもしれません。また、原因を解明することで、家族がモヤモヤと抱いていた不審を取り払うこともできます。虐待を疑われた職員を守ることにもなるのです。

次のページは・・ 4. 国としての対策は

キーワード: リスクマネジメント , 見守り , 人材マネジメント

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