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連携・ネットワーク構築の先にあるもの

地域包括ケアシステムの構築に向け、地域の医療と介護の連携が推進されている。高齢者が安心して暮らせる地域をつくるためには、「連携」や「ネットワーク」は重要な要素となる。地域で働く医療・保健・福祉専門職同士がつながり、さらに、地域と“つながる”ことが必要だ。しかし実際には、専門職同士の関係構築にとどまっていることが多いのではないか。これではもったいない。今後ますます深刻になる高齢化に対応するためにも、「連携」「ネットワーク」の一歩先にあるものに目を向けていきたい。

自分たちが働く地域で何をするのか?

 「連携」、「ネットワーク」・・・、私たちが働く福祉の世界では、この「つながる」をキーワードにした言葉が、どの地域でもお題目のように叫ばれている。しかし、このキーワードは十数年も前から叫び続けられながら、いまだに「これだ!」という明確な取り組みが生まれてこないのはなぜなのか? それは、連携・ネットワークをつくったその先のビジョンが明確でないことが要因だと感じている。

 専門職間で顔の見える関係ができれば、気軽にやりとりができればそれで満足。連携・ネットワークが構築できたという錯覚に陥る。しかしこの段階では、「対応のネットワーク」が構築されたに過ぎず、地域住民や地域にあるさまざまな社会資源とつながってはいない。

 連携・ネットワーク構築はあくまで手段であり、「目的ではない」ということ。連携・ネットワークをつくることが目的なのではなく、連携・ネットワークを構築して自分たちが働く地域で何をするのか? ということが重要(目的)である。

次のページは・・ 本来の専門性を発揮できる仕事をするため

キーワード: 地域包括ケアシステム , 見守り , 認知症

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