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自殺願望を訴える人にどう声をかけるか? 精神疾患を患う利用者の支援で重要なこと―7

対人援助の仕事をしていると、支援相手から「死にたい」と言われることが意外と多いという。しっかり向き合おうと思ってもどうすればよいのか術がなく、どう対応してよいかもわからず、悩んだ経験も持つ人もいるだろう。ではどうすればよいのか? 絶対に行ってはいけない振る舞いにも触れながら、対応のヒントについて解説してみたい。

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過去1年で自殺未遂者は53万人 自殺願望のある利用者への支援のあり方を考える必要が……

 近年の日本では、先行き不透明な経済状況、複雑な人間関係、学校・職場内でのイジメ問題、困難な就活、業務の簡素化による仕事量の増加にパワハラ、家庭内でのトラブル、貧困問題、ガンや難病等の病気との対峙、子育て問題、介護疲労の増加、震災での被災……等のさまざまな要因によりストレスが増加、うつ病等の精神疾患を患う人の自殺率は増加傾向にあった。

 今年に限っては横ばいと発表されたものの、日本財団の調査では、過去1年で自殺未遂者が53万人にも上るとわかり、4人に1人は自殺を意識したことがあるというデータが公表された。自殺予備軍が多く存在するということは社会的にも大きな問題である。

 心の問題を抱えている方がこれだけ多くいるという事実を顧みると、人と関わり、人を支援していく対人援助職は、自殺願望を訴える利用者に対して、どのように支援を行っていくかを、きちんと考えなければならない。

 自殺願望を訴える利用者に対して、どのような姿勢で支援を行うことが望ましいのか?

次のページは・・ 「死にたい」そう言われたときに、あなたならどうする?

キーワード: コミュニケーション , 障がい者

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