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五感という感覚器を活用したセルフケアのすすめ

自分のからだの意識にスイッチを入れることからセルフケアは始まる。筆者はその方法として都内各所で「五感あそび」を実践している。通所や特養・小規模多機能などでもこのプログラムを保険外サービスとして行う。支援を受けている人も、家族も、そして支援者もみな、自分の五感の働きに感覚を研ぎ澄まし、自ら真摯に向き合うことで、体調に気づかい、健康でいるための「手当て」を行う気持ちが自然と芽生えるという。

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自身の乳がんの体験から感じたセルフケアの必要性

 皆さんは、“セルフケアをしていますか?”

 世界保健機構(WHO)によると、「セルフケアとは、自分自身の健康は責任をもって守り、身体の不調を自身で予防したり、手当てしたりすることである」とあります。

 “セルフケアはいつしますか?”

 WHOの定義を考えると、「いつでも」「どこでも」「手軽に」できたほうがよさそうな気がします。

 私たち一般社団法人セルフケア・ネットワーク(S.C.N.)では、「五感を活用したセルフケア」……「五感あそび」を、現在、高齢者施設などのプログラムに取り入れていただき、行っています。そのことについては後でお話することにして……そもそも私が、セルフケアの重要性を感じたのはなぜか、というところからお話ししたいと思います。

 それは、私自身の乳がんの経験からでした。

 今から8年ほど前のことです。なんだか体調があまり良くないと感じていました。わりと長い期間そう感じていたのですが、仕事も忙しかったこともあり「寝不足かな……」「疲れがたまっているのかも」「いや! 気のせいだ!」と、なんとなくやり過ごしていました。

 そんなとき女性外来のことを知り、一度検診でも受けてみるかと、気軽にクリニックを訪れました。初めてのマンモグラフィー検診で、怪しい何かが見つかり、精密検査をすることに。それまで風邪も引かないような私にとってはまさに青天の霹靂です。

 ちょうど、株式会社設立の時期と重なってしまい、「これは何かの暗示なのか」「なぜ私なのだ」「なにかの罰なのだろうか」と、いわゆるスピリチュアルペインに相当苦しみました。

次のページは・・ 思えばさまざまあったからだの変化……

キーワード: コミュニケーション , 癒し , 自助

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