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「今日初めて会話をした……」ケアプランにのらない信頼にこたえる支援を

利用者、家族に信頼されているということ

 Aさんの「会話をしていない」発言を聞いた時、「なんてショートステイだ、会話もなく自立度の高い人は放置なのか?」と一瞬頭をよぎりました。しかし、実際にAさんをアセスメントしショートステイの利用調整をしたのは、ケアマネジャーである自分です。そのため、「どこのショートステイにするかはケアマネジャーさんにお任せする」と、Aさんとご家族に言われた際、「お任せ」と感じずに「信頼された」と感じるべきでした。

 もっとAさんにふさわしいショートステイを熟考し、紹介し、複数のショートステイの空床をあたるべきだった。なぜなら、緊急性は少なかったので、もう少し自宅介護で繋ぎ候補のショートステイの空床のタイミングを待つことが出来たと思うからです。

ケアプランにのらない信頼にこたえること

 日々の業務の中で「越冬組の行き先を早く確保したい」という気持ちが先に立っていたことは反省すべきことです。また、「利用者との会話」についてはどうでしょうか。「よく会話をしましょう」と懇切丁寧にケアプランに記載することがたまにあります。それは、利用者さんの心身の状況からそう書かないといけない場合、書かないと不安が残るサービス提供事業所という、やや負の要因がある時に虚しさを感じつつ記載することがあります。

 ケアマネジャーもサービス提供事業所も、利用者本人や家族から信頼される存在であり続けなければなりません。ケアプランに載らないことの1つ1つにまで、約束しておかなければ実行できないようでは信頼に値しないでしょう。介護支援は対人援助であることに今一度立ち返り、ケアプランにのらない信頼にこたえることができる支援者でありたいと思います。

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キーワード: ケアマネジメント , ケアプラン , ケアマネジャー

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