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自立支援に必要なリハビリテーションマネジメント

実践例−施設でリハビリマネジメント

 利用者Aさんは施設に長期入所されています。正月の神社へのお参りは何年もしたことがありません。どうしてももう一度、除夜の鐘を聞きたいとのことでした。そこでSurveyの段階で家族にAさんの思いを伝え、家族の思いや課題を抽出。まず「車に乗れるのか?」「神社で車椅子は使えるのか?」「夜間のトイレは?」「外出に必要な体力は?」などの課題が出ました。

 そこで、専門職での評価を元に、課題を解決するためのプランを立てて家族へ提示しました。家族も課題が解決できるならと了解を得ることができたので、計画を実践していきました。本人、家族、多職種で課題を解決するために施設内の取り組みを継続した結果、見事目標を達成することができました。

 成功のポイントはしっかり計画を立てるための調査を行い、達成可能な目標を共有できたことです。みんなで目標を共有したことでAさんが施設生活で意欲的に運動に取り組まれるなど、できることは自分で行うようになりました。家族もAさんの生き生きした様子を見るにつれ面会の回数も増えていきました。その様子をみた職員もなんとかAさんに目標を達成してもらおうと、前向きに業務に取り組めました。目標を達成した時の充実感も得ることができました。

まとめ

 リハビリテーションマネジメントは言葉では難しいですが、内容は本来専門職として行うべき基本的なことかもしれません。しかし、それを実践することは介護職のおかれる状況から、非常に大変な事だと思います。少しでも考えを持ちながら日頃の介護を行っていき、やりがいを持って仕事に取り組んでいきましょう。

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キーワード: リハビリ , 地域包括ケアシステム , 自立支援

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