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栄養の大切さを改めて考えさせられた事例

日頃ケアする中で、皆さんも利用者様の栄養状態に気を配っていらっしゃると思います。先日、栄養状態に着目し、チームアプローチで栄養改善することで利用者様の目標達成に至るという経験をする機会を得ました。そこで、その時の体験を元に、栄養状態の大切さについてお伝えしていきたいと思います。

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低栄養はわかっているけどなかなか改善できない……

 介護老人保健施設に入所されていたAさんは、低栄養状態でした。在宅復帰に向けて生活の中で少しでも活動量をあげてもらおうとしても、すぐに疲労を訴えられ、筋力も向上していきません。

 カンファレンスでは廃用症候群に低栄養を合併しているため、まずは栄養改善を目標にしていこうという方針になりました。しかし、食事の時間になってもなかなか食欲が出ずに、食事量も増えていきません。なんとか栄養補助食品などで栄養を確保しようとしても、まだ不十分な状態でした。

固定観念を捨ててチームで工夫

 そこで医師や看護師、介護福祉士、リハビリスタッフ、管理栄養士などで相談。さまざまな案を出しました。そこで、以下のような改善策があげられました。

  1. 食事の嗜好を聞き、栄養士の指導の下、家族にも協力してもらい何か食べられる物を持参してもらう
  2. 施設により決められた時間だけでなく、本人様の「食べたい」というタイミングで栄養補助食品などを食べられる体制をつくる
  3. 医師を中心に、適宜栄養状態のチェックを行う

 以上のような案を実践するために、「食事は施設で決められた献立で、施設で決められた時間で行う」という固定観念を捨てて、まずは栄養確保を最優先として取り組みを始めました。

次のページは・・ 栄養状態改善して活動量が向上

キーワード: 介護スキル , 老人保健施設 , 多職種連携

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