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高齢者がいつまでも自分らしく生活するために〜生活行為を向上させよう〜

高齢者がいつまでも自分らしく生活するためには、たくさんの障害があります。特に要介護状態になると老化による心身の衰えはもちろん、人や社会との繋がりが薄れたり、自尊心や生きる目的も失われたりしがちです。それでも、最後まで自分らしく生活をするために私たち専門職として行える、生活行為を向上させる取り組みについて紹介します。

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生活行為とは?高齢になると生じる生活行為の障害

 生活行為とは、「人が生きていく上で営まれる生活全般の行為」と定義されています。起きる、座る、立つ、歩くなどの基本的な動作。また、食事や排泄、更衣などの日常生活動作はもちろんですが、調理や買い物、掃除などのいわゆる手段的日常生活動作(IADL)や仕事、趣味、他者との交流といった幅広い行為も含まれます。

 若くて体が元気な頃は、好きなことを自分で選択して実行します。旅行に行きたければ行くし、もしお金が足りなければ仕事をして稼ぐでしょう。自分で調理して食事しますし、料理が嫌いなら外食することもできます。

 しかし高齢になると、老化や病気により心身の機能は衰えてしまうものです。そうすると基本的な動作も不十分になり、自分の身の回りのことが難しくなってきます。同時に、仕事や趣味、気の合う仲間との交流も、やはり減ってきてしまうでしょう。

 このように、高齢になることによる制限で、生活行為はさまざまな部分に悪影響が及ぼされていく悪循環が生じてしまうのです。そのため、生活行為を向上させ、高齢者がいつまでも自分らしく生活するための支援が必要になります。

次のページは・・ 意欲を引き出すためのアセスメントをしよう

キーワード: 多職種連携 , 要介護 , アセスメント

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