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認知症予防にオススメ!デュアルタスクトレーニング

認知症は、初期段階でしっかり予防していくことが重要です。予防法はいろいろありますが、「デュアルタスクトレーニング」という運動が注目されているのをご存知ですか? 今回は、介護事業所で気軽に実践できる方法をご紹介します。

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デュアルタスクトレーニングとは?

 デュアルタスクトレーニングとは、簡単に言えば「頭を使いながら同時に体を動かす」トレーニングです。「デュアル(2重の)」「タスク(課題)」という名のごとく、頭で計算や語想起などの課題を行いながら、足踏みや腕振りなどの運動を同時に行います。

 例えば国立長寿医療研究センターでも、「コグニサイズ」というデュアルタスクトレーニングを開発して認知症予防に活用しており、認知症予防におすすめです。

実施時の注意点

 デュアルタスクトレーニングを実施するときには、いくつかの留意点があります。大きく3つのポイントに分けてご説明します。

 (1)課題の難易度に注意する
 実際にやってみると分かりますが、デュアルタスクトレーニングは意外と難しく、課題を間違えることがあります。しかし、間違えてしまうからと言って、難易度を安易に下げてしまうと効果がなくなってしまいます。むしろ、間違えるのを前提に、しっかり脳をフル回転させ、活性化させることが重要です。課題の難易度は多少間違えながらも楽しめる程度のものに設定しておくといいでしょう。

 (2)転倒に注意する
 デュアルタスクトレーニングは注意力を鍛えることもできるため、転倒予防のトレーニングとしても知られています。一般的な転倒要因として、同時に複数のことを行おうとするときなどに見られる注意力の低下が考えられます。デュアルタスクトレーニングを行うときも同様で、普段より転倒のリスクが高まってしまいます。運動の難易度を上げすぎず、転倒に注意しながら行うことが大切です。

 (3)楽しく盛り上げる
 運動で大切な要素は継続することです。どんなに良い運動も、続けなければ効果は得られません。特にデュアルタスクトレーニングは「少々失敗しても大丈夫!」という楽しい雰囲気を出し、継続して取り組むことが必要です。

次のページは・・ デュアルタスクトレーニングの実践方法

キーワード: 介護スキル , 介護予防 , 認知症

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