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多様化する通所介護について

通所介護と通所リハビリの違い

 通所介護とよく比較されるのが、同じ通所系サービスの通所リハビリテーションだと思います。通所リハビリはその名の通り、通うことでリハビリを行うサービス。では先ほど例に挙げた機能訓練強化型デイサービスと、何が異なるのでしょうか。

 まず一番の大きな違いは、通所リハビリは医師の指示の下リハビリを提供するという点です。通所リハビリ事業所は主治医から指示を受け、理学療法士や作業療法士による身体的及び認知症における専門的リハビリを提供します。

 さらに専門職によるリハビリだけではなく、通所介護と同様に入浴・食事など身体的介護サービスも提供する事業所がほとんど。そのため、一見すると通所介護との違いが不明瞭な場合もあるのが現実です。

 しかし先般の介護保険法改正において、通所リハビリには『生活行為向上リハ実施加算』『社会参加支援加算』といった所謂通所リハビリを卒業することへの加算算定を設けました。これにより、通所リハビリの役割として、短期的にリハビリを実施して機能回復を図るという利用目的の方向性が明確になり始めています。

 現実的には、こういった加算算定をしている通所リハビリ事業所はまだ少ない現状です。しかし今後は、通所リハビリと通所介護の住み分けは進んで行くかもしれません。

まとめ

 介護保険施行後15年が経過する中、通所介護における介護職員の役割は大きく変わりました。一般的にイメージされる「身体介護だけやっていれば良い」という時代から、送迎を始め、各事業所の特色によって求められる能力が大きく違ってきているのです。

 現在、通所介護の職員で働く先を探している方。また、通所介護を利用してみたい本人やご家族は、そういった各事業所の特徴をよく理解した上で比較してみることが大切でしょう。

関連記事:通所介護議論は、その環境変化を視野に

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キーワード: リハビリ , 介護保険制度 , デイサービス

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