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実地指導や監査で失敗しないために、介護保険施設で働く介護職員が心掛けること

介護保険施設には、都道府県及び市町村が介護サービス事業所に対し適正な施設運営が行われているかの確認をするため、「実地指導」が義務付けられています。実地指導と聞くと管理者を始め、施設職員に緊張感が走るのはよくある話ですが、そもそも、実地指導の有る無しに関わらず、適切な施設運営をしていれば実地指導となっても特に慌てる必要がありません。その中で、実際現場で仕事をしている介護職員は日頃からどのような点に気をつけていかなくてはならないのかを解説していきます。

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介護職員として日々の記録に気をつける

 記入漏れや不備がないかなど、日頃記入している書類のチェックをしたりすることは実地指導前には必ず行うもので、その中でも介護職員に掛かってくるものとして以下の書類が代表的であると思われます。

  • 利用者の日々の介護記録
  • レクリエーションや行事など日課に掛かる記録
  • 排泄介助やチェックなどの排泄に掛かる記録
  • 入浴介助やその代替にあたる入浴に掛かる記録
  • ケアプランや介護計画に基づいたサービスに掛かる記録
  • ヒヤリハットや事故報告書の記録とその周知に掛かる記録

 この他にも各施設の取組や加算に応じて関わってくる書類は異なりますが、基本的にはこれらの書類は最低限必須となってきます。

 では、これらの記録に対し介護職員自身が日頃気をつけていかなければならない点ですが、先ずは当たり前のこととして『適切に行なった介護を必ず記録する』ということです。例えば、入浴の声掛けを行った際に利用者様から拒否があったとした場合、

  1. どのような声掛けを行ったか
  2. どのような理由で拒否をされたか
  3. 入浴の代替として行ったケア(清拭等)

 この3つについては最低限記録が必要となりますが、日常的に介護を行っていると、ついついこういった適切な対応についても記録を省略しがちになってしまいます。しかし、実地指導ではこういった適切な介護を行っている客観的な記録を求められますので、当たり前のように行っている適切なケアについてきちんと記録を取る習慣が大事になってきます。

 それ以外にも、「○○と思われる」「○○によって不穏」など介護職員の主観的視点で記録を書かずに実際に行っていた行為や発言等、客観的事実のみを記入することも記録を書く上で大事です。

次のページは・・ 接遇や日常的ケアについて

キーワード: コミュニケーション , 介護スキル , リスクマネジメント

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