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改定介護保険法による介護老人保健施設の方向性

今回の介護保険法改正により、老健の基本報酬が「スコア型」と呼ばれる加点方式に変更されました。これは10個ある評価項目に点数が割り振られ、最高90点のうち各施設が取った点数に応じて「超強化型」「強化型」「加算型」「基本型」「その他型」の5つに分類されるというものです。改正内容を踏まえ、老健の方向性を考えます。

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今改正により老健の役割がより明確に

 老健は在宅復帰を目指す施設として位置づけられており、これまでそれに対する評価も行われてきました。それが今回の改正によって、在宅復帰に加え在宅支援を推進する事も評価するとされています。

 例えばスコア項目にある「入所前後訪問指導割合」や「退所前後訪問指導割合」は、在宅と施設を繋ぐ重要な役割と再認識され、スコア項目に含まれました。

 また、在宅サービス実施数やリハビリ職員の割合なども、施設から在宅まで切れ目のない機能訓練・機能回復を老健に求められているものと言えるでしょう。こういったスコア評価からも、老健は地域包括ケアにおける在宅支援を担う施設サービスの一つとして、目標が明確になっています。

 その他にも、「かかりつけ医連携薬剤調整加算」という、入所前のかかりつけ医と入所後の老健側のかかりつけ医が連携・情報共有して多剤投与を減らしたときに評価される加算なども新たに創設されました。これも医療面から在宅と施設を繋ぐ大きな指針の一つであると言えるでしょう。

次のページは・・ 従来の老健はどうなっていく?

キーワード: 老人保健施設 , 介護報酬 , 介護保険制度

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