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リハビリよ、どこへ行く? - 社会的リハビリテーションシリーズ1

リハビリテーションへのニーズは近年ますます高まりを見せている。リハビリテーションとは「全人間的復権」、すなわち障害を持った方が、人間の当然の権利を取り戻すためのものであり、機能訓練によるADL自立のみを目標とするものではない。本シリーズではリハビリテーションの本質、とりわけ地域福祉にとって重要な「社会的リハビリテーション」についてアプローチしていきたい。

機能訓練の域を出ていないリハビリ

 「リハビリ」と聞いて、みなさんは何を連想するだろうか? 「機能訓練」「病院のリハビリ」「訪問リハビリ」…。第52回社会保障審議会介護保険部会においては、「地域リビリテーション活動支援事業」という案も示されており、介護分野・医療分野の重要課題であることは言うまでもない。

新しい介護予防事業

第52回社会保障審議会介護保険部会
資料2予防給付の見直しと地域支援事業の充実について(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000029570.pdf

 しかし、リハビリテーションの概念は正しく理解されているのだろうか。

 平成18年に介護保険で「リハビリテーションマネジメント」が登場したことで、リハビリテーション概念がよりいっそう地域福祉に根づくと信じていた。ところが、現状では「機能訓練」の域をでないリハビリテーションがいまだに多く存在し、本来あるべき役割が不明瞭となってきている。では、どのようにリハビリテーションを利用者支援としてとらえたらよいのか、考えてみたい。

次のページは・・ リハビリテーションを正しく理解する

キーワード: 自立支援 , ノーマライゼーション , 通所介護 , 介護保険制度

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