日付:2013/10/15  カテゴリ[みんなの声]  閲覧数[2752]

みんなの声第6回|介護の学習について

みんなの声

「介護職のつらい職業病」

介護事業所では必ず行わなければならない法定研修がありますが、それ以外に事業所毎で行なわれる研修等は、その内容や頻度がそれぞれ違っています。また、職場内の研修で身につけられないことは、外部の研修や個人での勉強で補っていく必要があるかもしれません。
そこで今回は、研修や勉強会、日々の学習についてアンケート調査を行いました。

Q1.性別

現在の職場について

回答者は男性が約35%、女性が約65%という比率でした。

Q2.年代

グラフ2

40代の回答者が一番多く約50%、50代が約20%でした。

Q3.職業形態

グラフ3

回答者の約75%が常勤、約25%が非常勤です。

Q4.勤務先形態

グラフ3

勤務先の内訳は特養、訪問、通所がそれぞれ15%以上でした。

Q5.介護職の経験

グラフ3

五年以上の経験者が約60%を占めています。

Q6.介護技術や知識向上のために、どのようなことをしていますか?

  • 勤務先の研修や勉強会に参加している・・・ (60%)
  • 勤務先【以外】の研修や勉強会に参加している・・・ (49%)
  • 自宅等で自己学習をしている・・・ (50%)
  • 何もしていない・・・ (7%)

約60%の回答者が「勤務先の研修や勉強会に参加している」を選択しています。
尚、「何もしていない」という回答者は約7%でした。

Q7.職場の研修会や勉強会の参加頻度を教えて下さい

グラフ3

「月に1回以上」という回答が最も多く、約50%でした。
定期的に、研修会や勉強会を実施している事業所が多いようです。

Q8.ためになったテーマを教えて下さい

  • 基本的な接遇やマナー・・・ (22%)
  • 介助などの基礎技術・・・ (47%)
  • 認知証ケア・・・ (50%)
  • 虐待防止・事故防止・感染症予防など・・・ (45%)
  • 職種別のテーマ・・・ (13%)
  • その他・・・ (17%)
  • なし・・・ (8%)

約50%の回答者が「認知症ケア」を選択しています。認知症は正しい理解がないと対応が難しいため、基礎的な知識から症状別の対応法など、幅広く学ぶことがある認知症ケアに関する内容は、介護職の方々にとって勉強になるのでしょう。

Q9.勤務先の研修や勉強会について一言

以下に、具体的な回答を一部抜粋します。

  • 研修後現場での応用がなかなか研修通りにはいかない。
  • 個々の介護職員が、事前に勉強していない。話を聞くだけで、余り具体例は出てきていない。
  • こんな研修があったらいい、この研修は現場ではあまり需要がないのでは、など提案しますが、全く反応なしで、書く時間が無駄に思える。
  • そろそろ研修会を準備する側になってきたので、より充実した研修会にしていきたい。
  • どちらかというと、一方的で受身の研修が多いかな?
  • 認知症の理解が、まだまだ不十分な職員が多々いて、研修会のテーマはいつも認知症に関わる内容になっている。
  • ためにならない、時間の無駄。
  • もっとオムツ交換や入浴介助等現場で大変な介護技術の講習をしてほしい。
  • 研修をやっていますよという形式を整えるためだけの研修になっているようだ。
  • 勉強会等の研修をぜひ実施してほしい。職員のスキルアップが必要管理者並びに職員一同他の施設に比べるとレベルが低い。
  • もっと回数を増やして欲しい。ためになる内容にして欲しい。

内容などを見直して欲しいという回答も多いようです。
研修・勉強会は職員の意見を反映した、より良いものへと改善していく必要があるのかもしれません。

Q10.どのような対応をとることが多いですか?

グラフ3

「参加していない」という回答が一番多く、約30%でした。時間や費用の問題があるため、頻繁に参加することは難しいようです。

Q9.勤務先の研修や勉強会について一言

  • 研修後現場での応用がなかなか研修通りにはいかない。
  • 個々の介護職員が、事前に勉強していない。話を聞くだけで、余り具体例は出てきていない。
  • こんな研修があったらいい、この研修は現場ではあまり需要がないのでは、など提案しますが、全く反応なしで、書く時間が無駄に思える。
  • そろそろ研修会を準備する側になってきたので、より充実した研修会にしていきたい。

内容などを見直して欲しいという回答も多いようです。
研修・勉強会は職員の意見を反映した、より良いものへと改善していく必要があるのかもしれません。

Q11.効果的な対応方法があれば教えて下さい

  • 有料(会社負担)・・・ (27%)
  • 有料(自己負担)・・・ (32%)
  • 無料・・・ (39%)
  • 参加していない・・・ (23%)

「無料」が約40%となりました。

Q12.ためになったテーマを教えて下さい

  • 基本的な接遇やマナー・・・ (10%)
  • 介助などの基礎技術・・・ (27%)
  • 認知証ケア・・・ (43%)
  • 虐待防止・事故防止・感染症予防など・・・ (32%)
  • 職種別のテーマ・・・ (14%)
  • その他・・・ (14%)
  • なし・・・ (9%)

こちらも「認知証ケア」が一番多く、40%超でした。

Q13.勤務先以外の研修や勉強会について一言

以下に、具体的な回答を一部抜粋します。

  • 興味がある研修を選べる。
  • 無料の研修は内容がうすい!
  • 自費参加なので高額になると、ちょっと参加を考えてしまう。
  • 職場と全く違って、他職種の方と知り合いになれて、とても楽しい。
  • やはり、費用が発生するので何かを、得ようとするし、刺激になる。
  • 地域の研修会、全国大会など他施設の意見発表を聞く機会があると、とても参考になる。
  • 外部講師が施設に来てくれる機会がもっと増えるとありがたい。
  • 自分のためになるし、会社のためにもなる。志を同じくする者が集うので刺激を受ける。
  • 地域、行政が行っている研修には欠かさず参加している。
  • 自分の知りたいことを調べて勉強会に参加したり、通信教育を受けたりしている。
  • 高い。いつも、自腹だから安い給与では頻繁に参加出来ない。

費用について多くの意見が寄せられました。また内容については、職場内研修よりも役立っているといった意見が多いようです。

Q14.自宅等での学習頻度を教えて下さい?

グラフ3

勤務先の内訳は特養、訪問、通所がそれぞれ15%以上でした。

Q15.学習内容を教えて下さい。

  • 基本的な接遇やマナー・・・ (11%)
  • 介助などの基礎技術・・・ (36%)
  • 認知証ケア・・・ (43%)
  • 虐待防止・事故防止・感染症予防など・・・ (25%)
  • 職種別のテーマ・・・ (22%)
  • その他・・・ (31%)
  • なし・・・ (9%)

40%超が「認知症ケア」を選択しています。

Q16.勉強内容について自由に記載ください。

以下に、具体的な回答を一部抜粋します。

  • 小説やドラマ、ドキュメントなんかを見るのも、勉強になると思います。
  • テーマに沿った書籍を読む。
  • 人に伝えることで自分の介護を見直しています。
  • 新聞・雑誌・ネット記事の読破及び切り抜き、スクラップなど。
  • ここのサイトの多くの方が書かれているものを読んで勉強。すごい勉強になります。
  • 調理が苦手な為、利用者さんの、過去に調理したもの(私が担当になる前)は全て自宅で作ってみる、他の職員が調理したものは味見する。食材のそれぞれのお宅の切り方、味付けの好み、などメモする。
  • 本を探して読んだり、NHKのきょうの健康のテキストを見たりして、病気に対する知識を得たりしている。
  • 特にBPSDに対応する支援や、各認知症の症状別研修や新しい身体介護技術について、アンテナを張らないと遅れてしまいそう。
  • 介護技術だけでなく、介護観、人生観などは個々様々なので、これをどう職場で協働しあっていくかが、日々勉強、修行です。
  • レクリエーションで苦労しているので、ネットや図書館で探し、準備するようにしている。

学習方法には、本やインターネットなどを利用している方が多いようです。

病気や介護について、しっかりと知識を身につけることは必要不可欠です。できるだけ研修に参加したり、少しずつでも自分で勉強したりすることで、よりよい介護や支援を行うことができるでしょう。

この記事に関するコメントを見る、書く