日付:2013/11/19  カテゴリ[みんなの声]  閲覧数[4406]

みんなの声第8回|嬉しかった言葉、悲しかった言葉

みんなの声

嬉しかった言葉、悲しかった言葉

仕事をしているうえでは、利用者や家族、上司や同僚などから言われる言葉で励まされたり、反対に落ち込んだりすることもあるでしょう。そこで今回は、言われた言葉やモチベーションへの影響などについてアンケート調査を行いました。

Q1.性別

グラフ1

回答者は男性が約30%、女性が約70%という比率でした。

Q2.年代

グラフ2

40代の回答者が一番多く約50%、50代が約20%でした。

Q3.職業形態

グラフ3

回答者の約65%が常勤です。

Q4.勤務先形態

グラフ3

通所施設勤務の回答者が一番多く、約20%でした。

Q5.介護職の経験

グラフ3

50%以上の回答者が五年以上の経験があります。

Q6.利用者や利用者の家族から、言われて嬉しい言葉はありますか?

グラフ3

95%以上の回答者が「はい」を選択しています。

Q7.どのような言葉ですか?

  • 感謝の言葉(いつもありがとう等)・・・ (70%)
  • 自分を認めてくれる言葉(あなたで良かった等)・・・ (56%)
  • 応援や励ましの言葉(がんばってね等)・・・ (26%)
  • 心配やねぎらいの言葉(大変だね等)・・・ (33%)
  • その他・・・ (12%)
  • ない・・・ (6%)

「感謝の言葉」約70%、「自分を認めてくれる言葉」約65%の回答者が選択しています。介護の仕事は常に相手のことを考え行われますので、やはりそれに対する感謝は大きいのでしょう。

Q8.どの程度ありますか?

グラフ3

一番多かった回答は「ほぼ毎日」で約30%でした。
仕事の中では、日常的に嬉しいと感じる言葉が買わされていることが分かります。

Q9.その言葉は仕事のモチベーションに影響しますか?

グラフ3

「大いにする」「する」を合わせると約90%になります。
介護職にとって、相手からの言葉はモチベーションの土台になっていることが分かります。

Q10.一番心に残っている言葉などを具体的に教えてください

以下に、具体的な回答を一部抜粋します。

  • 「よく動いてるがね。しっかり仕事してるよ。」
  • 「あなたの笑顔を見ているとうれしくなる。あなたの出勤日を楽しみにしてるのよ。」
  • 「あなたが休みの日はとても寂しかった。」
  • 「優しい手だね~」仕事や家事でボロボロの手なのに。。。
  • 「我がまま言ってばかりでごめんね。いつもありがとう。」
  • 「あなたが当番だったら、安心して眠れる。」
  • 「ついつい頼みやすくって、トイレ介助をあなたにたのんじゃうのよね…。ごねんなさいね。」
  • 「これからも、相談してもいいですか」
  • 「私はここで、最後を迎えると思うけど、最後まで面倒看てね。」
  • 「あなたが頑張っている姿をみて、私達もがんばっているのよ」

利用者や家族の言葉で頼りにされていることが分かったときなどに嬉しい気持ちになるようです。

Q11.反対に、言われて悲しくなった言葉はありますか?

グラフ3

約70%の回答者が「はい」を選択しています。
嬉しい言葉ほどではありませんが、やはり多くの方が悲しくなる言葉を言われた経験があるようです。

Q12.どの程度ありますか?

グラフ3

「毎日」「ほぼ毎日」との回答は15%未満でした。

Q13.その言葉は仕事のモチベーションに影響しますか?

グラフ3

「大いにする」「する」を合わせると約65%になります。
Q9と比較すると、嬉しい言葉の方がモチベーションに影響しやすいようです。しかし嬉しい言葉も同様ですが、介護職において『言葉』というものは、仕事に対しとても関係が深いことが分かります。

Q14.一番心に残っている言葉などを具体的に教えてください

以下に、具体的な回答を一部抜粋します。

  • 「ほかの人が良い、あんたはいい」
  • 「歳をとっても辛くてしんどい。何もいいことなんてない。早く死にたい」とぼやかれた時は、どうしていいのか分からず、心が痛いです。
  • 訪問なので掃除など「あの方は丁寧にやってくれる」とかほめていると自分はだめなのかな?と思えてしまうことがある
  • 最善の対応を心掛けているのに家族様から「想いが伝わっていない」と伝えられた時。
  • 新しい職場での初勤務が終わり、帰ろうと挨拶したら、「もう来なくてもいい」と睨まれた。
  • できないことをやって欲しいと言われた。
  • 「車で送って!」
  • 「あなたなら何も言ってもへこたれないだろうから何を言ってもいいでしょう」…私だって傷つきます。
  • ご家族からの「私たちは逃げられない。」

拒まれるような言葉やどうしようもないことを言われた時などに、悲しくなることが多いようです。相手のことを常に思っているからこそ、こういった言葉が胸に刺さるのかもしれません。

Q15.上司・部下・同僚から言われて嬉しかった言葉はありますか?

グラフ3

約80%の回答者が「はい」を選択しています。

Q16.その言葉は仕事のモチベーションに影響しますか?

グラフ3

「大いにする」「する」を合わせると約75%になります。
Q9と比較すると、利用者や家族の方からの言葉の方が、モチベーションに影響しやすいようです。

Q17.一番心に残っている言葉などを具体的に教えてください

以下に、具体的な回答を一部抜粋します。

  • 「責任を持って行うあなたの仕事ぶりは安心して任せられる。」
  • 「利用者との、コミュニケーションが上手だ。」
  • 困難な事例に「まかしたよ」と言われた時。
  • 施設、居宅、ディサービスの経験有りに対し「充分なキャリアを存分に活かして下さい。」と言われた時。
  • 「記録がとてもわかりやすく、ケアマネに報告する際とても助かった。」
  • 「○○(私)のような介護士になりたい」
  • 自分では、まだまだ出来ていないと思ったり、こんなやり方でいいのだろうかと考えていた時に上司から、私のことを「基本に忠実に仕事していて、見習わなければいけない」と言われたこと。
  • 「○○さんは利用者さんとの距離の取り方がとても上手だ。」とケアマネが言っていたと人づてに聞いた。
  • 「入居者さんから、あなたについて良い声が沢山とどきますよ。」

特に、周りから認められていると感じられるような言葉が多いようです。

Q18.反対に、言われて悲しくなった言葉はありますか?

グラフ3

約75%の回答者が「はい」を選択しています。

Q19.その言葉は仕事のモチベーションに影響しますか?

グラフ3

「大いにする」「する」を合わせると約70%になります。
Q13と比較すると、悲しくなった言葉については利用者や家族からの言葉よりもモチベーションに影響しやすいようです。

Q20.一番心に残っている言葉などを具体的に教えてください

以下に、具体的な回答を一部抜粋します。

  • 「この仕事、向いてないんじゃないの?」
  • 「もう少し関わりを浅く。入り込みすぎでは?」
  • 「あなたは、この仕事に向いていないと思う」
  • 「適当にやったらいいよ。」
  • 子供が小さい時、体調を崩すこと多かったので有休をもらうことも多く、「子育て終わってから仕事すればいいのに」と陰で言われていたこと。
  • 「あなたは仕事が遅いから、一緒に組みたくない。」
  • 勤務し始めの頃、上司のケアマネのトラブルを全て私の責任にされ、責められた。
  • 「ベテランはうるさくて嫌だ。苦手」だそうです・・・。
  • 「あなたの意見なんて聞いてない、私の言うことに従ってたらいいの」

モチベーションに影響するような言葉はたくさんあるようです。逆の視点から見れば、ちょっとした言葉でも相手を喜ばせたり、傷つけたりすることにつながります。利用者への声かけや職員同士の会話でも気をつける必要がありそうです。

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