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日付:2013/12/26  カテゴリ[みんなの声]  閲覧数[4623]

みんなの声第10回|介護記録活用できていますか?

みんなの声

「介護記録活用できていますか?」

介護記録は情報を開示するため、また、利用者のことを把握し職員間などで共有する上でとても大切なものです。そこで今回は、介護記録がどのように活用できているかアンケート調査を行いました。

Q1.性別

グラフ1

回答者は男性が約35%、女性が約65%という比率でした。

Q2.年代

グラフ2

40代の回答者が一番多く45%超でした。

Q3.職業形態

グラフ3

回答者の約65%が常勤です。

Q4.勤務先形態

グラフ3

訪問介護の回答者が一番多く、約20%でした。

Q5.介護職の経験

グラフ3

約60%の回答者が五年以上の経験があります。

Q6.経過記録・日誌以外でつけている記録を教えてください。

  • バイタル・・・ (73%)
  • 食事・飲水・・・ (90%)
  • 入浴・・・ (78%)
  • 排泄・・・ (91%)
  • 受診・・・ (43%)
  • 投薬・・・ (61%)

「排泄」「食事・飲水」が特に多く、約90%の回答者が選択しています。
反対に「受診」が一番少なく、約45%でした。

Q7.役に立っている記録を教えてください。

  • バイタル・・・ (60%)
  • 食事・飲水・・・ (61%)
  • 入浴・・・ (20%)
  • 排泄・・・ (76%)
  • 受診・・・ (24%)
  • 投薬・・・ (40%)

「排泄」記録が役に立っているという回答が一番多く、約75%の回答者が選択しています。続いて「バイタル」「食事・飲水」が約60%でした。
反対に「入浴」を選択した回答者は約20%にとどまりました。
「入浴」記録をつけているとの回答は約80%だったのに対して、役に立っているとの回答が約20%と少なく、多くの事業所で「入浴」記録をつけているにもかかわらず、あまり活用できていないことがわかります。

Q8.詳しく教えて下さい

以下に、具体的な回答を一部抜粋します。

  • 往診後の服薬管理や、栄養状態、その他もろもろ。その時々の会話内容など全てが必要な情報になってます。
  • バイタルは毎日の体調管理の一環で行っています。体調不良を知る上でのバロメーターですか。食事、水分量も同様です。
  • 例えば食欲不振の時など、血圧はどうか、排便はきちんとあるかなど体調管理をするうえで大事な情報源になっています。
  • 飲水や排尿で浮腫等の目安になるから。
  • 次のトイレのタイミングが予想できる。
  • 認知症の方や自分からは訴えられない方の排泄の時間誘導などで役立ててます。
  • 投薬や、受診の記録があると健康状態の把握になる。
  • 食事をしたがらない人が何を食べたか、どのように工夫して食べさせたのかを見ています。
  • 排泄の記録がなければ、トイレにいったかどうかが分からず、タイミングを逃したりするのでチェックは大切です。
  • 座薬を入れたかなどで、その日どのような行動を取るか、オムツ交換の時間を気にするなど考えることができます。

体調などの把握や予測に役立てているという回答が多いようでした。

Q9.現在の給与に満足していますか?

  • バイタル・・・ (15%)
  • 食事・飲水・・・ (14%)
  • 入浴・・・ (39%)
  • 排泄・・・ (5%)
  • 受診・・・ (34%)
  • 投薬・・・ (14%)

「入浴」約40%、「受診」約35%でした。

Q10.一番心に残っている言葉などを具体的に教えてください

以下に、具体的な回答を一部抜粋します。

  • 役に立たない記録などありません。
  • 話の話題で、どんな食べ物が好きか、尋ねる程度です。
  • 役立っていない記録はないですが、あえていえば入浴かな・・・
  • 受診の記録を自社、他社のケアマネに報告しても目を通す以外あまり細かく質問や問い合わせを受けたことがない。
  • 投薬チェックはしてあっても、投薬忘れがある。
  • 血圧は目安であるので、絶対のものでない。
  • どれも大切なので役立たない記録はないですが、入浴記録は入浴できたか出来なかったかとの2択なので必要ないような気がする。
  • 通所介護は通院時の処方薬の変更などの情報がほとんど伝わってこないから。
  • 食事に関しては、通所介護等は10/10・80%等具体的ではなく参考にならない。
  • Q9が必須なのはおかしくないですか?全てが役に立っています。やむ追えなく食事、飲水をチェックしました。

どの記録も必要だという回答が多くありましたが、反対に「投薬忘れ」や「参考にできない」などうまく活用できていない例もありました。

Q11.反対に、言われて悲しくなった言葉はありますか?

グラフ3

「できている」「どちらかといえばできている」を合わせると、50%以上になります。

Q12.どの程度ありますか?

以下に、具体的な回答を一部抜粋します。

  • 記録しなければいけないことが多い割に、記録のポイントが周知不徹底だったりで精度にばらつきがあり、ケアに十分活用できていない。
  • コールが重なったら記録の時間が細かく思い出せない時もあります。
  • 何が必要かわからず書いている人がいる。本当に必要なことがわかってない。
  • 省略できるものなら省略したい。記録を書いていると勤務時間内に業務終了にならない。
  • 記録は大切だろうけど、記録内容をもっと簡略化して欲しい。
  • 体調変化がある時などは、総合的にデーターをみて判断をしています。命を預かっている以上、いつから、どのような変化があったのかをご家族、病院へできるだけ正しく伝えられるよう記録を大事にしています。
  • 共に働くスタッフらの記録の書き方のスキル向上を図っていけるといいと考える。
  • もっと何を日誌に書くべきか事業所で勉強会をしないと日誌になってないヘルパーがたくさんいる。
  • 介護記録は誰でもが閲覧可能なので本人の本当のことは(弄便、ゴミ漁りなど)オブラートに包むような記録せよ。と上から指導が入って全く違う内容の記録になっていると思っている。
  • その日その日の状態のちょっとした変化を記録することで、把握の目安にもなると思うし、またちょっとした家族とのトラブルも記録しておくことで説明の材料となる。自分の身は自分で守る。という今の介護の実態から見ても記録は大事だと思う。また記録は利用者様の生きてきた証となりそこに関わらせていただいた思い出と糧になると思いたい。
  • 私の職場ではただ書くだけ。中身がない記録なので意味もなく、活用のしょうがない。

介護記録は大切ですが、記録の仕方に問題があり上手く活用できないこともあるようです。また、記録により介護の業務に影響が出たり、業務時間内に終わらなかったりということもあるようです。記録を上手に活用するために、職場で話し合い、記録の仕方を勉強する必要がありそうです。

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