日付:2009/03/24 カテゴリ[摂食嚥下・栄養管理] 閲覧数[4043]
従来、行われて来た液体栄養に対し、固形化栄養は新しい概念のため、不安や疑問を感じる人も多いようです。 そこで今回は、それらにQ&A方式でお答えします。「なぜ固形化なのか?」を正しく理解し、「固形化経腸栄養剤」を効果的に使いましょう。
寒天で固めていますから、粘りがほとんどありません。そのため、注入しやすいのが第一のポイントです。粘度の高いものに比べてチューブへの付着も少ない ので、胃ろうカテーテルからの注入も容易になります。 トロミ剤を使って、胃の噴門、幽門から流出しないほどの粘性を得るには、かなりネバネバにしなければなりません。これでは注入しにくいうえ、嘔吐した場合、のどにへばりつくことも考えられます。
ちなみに、胃の正常な働きを得られるための粘性の目安は20000cP(センチポアズ)以上といわれます。最近の市販の栄養剤には粘度の値が記載されているものもありますが、ほとんどの製品は 20000cPに達していないのが現状です。また、有効とされる20000cPに達した製品は、チューブへの付着が強く注入するのにかなりの力が必要です。
ちなみに、胃の正常な働きを得られるための粘性の目安は20000cP(センチポアズ)以上といわれます。最近の市販の栄養剤には粘度の値が記載されているものもありますが、ほとんどの製品は 20000cPに達していないのが現状です。また、有効とされる20000cPに達した製品は、チューブへの付着が強く注入するのにかなりの力が必要です。

寒天がダイエットに良いとされる第一の理由は、食べ物のかさを増すことで満腹感を得られるからです。また、寒天が血糖の上昇を抑えるのは吸収が遅いから。コレステロールを下げるのは消化液の排出を促進するからで、糖分や脂肪分を抑えるなど栄養状態そのものへの影響はありません。
寒天は海藻由来の食品ですが、実はヨードはほとんど含まれておらず、ヨード顆状は起こりません。寒天は日本の厚労省にあたるアメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)において、どれだけ食べても健康被害が起こらない食品として承認されています。 液体栄養剤は下痢の原因となることが知られており、もともと便秘がある人については、一見便秘が改善することがあります。そういう便秘体質の人が固形化栄養をとると、便秘状態にもどる可能性 があります。
固形化栄養の開始後に便秘が発生したときは、下剤の処方や水分量の調整で規則正しい排便習慣を身につけることが大事です。
固形化栄養の開始後に便秘が発生したときは、下剤の処方や水分量の調整で規則正しい排便習慣を身につけることが大事です。
液体栄養のときと同様に、簡易懸濁法などで薬剤を白湯に解いて、栄養剤とは別に注入します。このとき用いる水分は液体とはいえ胃液などより少ない量なので心配いりません。
固形化栄養を自分で調理する場合は、必要な水分量を全て固めて注入するので必要はありません。ハイネゼリー(または市販されている固形化栄養)を使用の際は、利用者さんの必要水分量に応じた水分補給が必要です。「固形化経腸栄養剤」注入に続けて行ってください。(第2回PDF参照)
液体栄養による問題のない人なら液体のままで大丈夫です。「固形化栄養+液体の水分」という組み合わせは、「液体栄養+液体の水分」よりもずっと自然の食事に近く、人間の生理に合っています。また、介助時間が短くて済みます。液体栄養による問題のある人の場合には、調理ができるかどうかなどを考慮して、水寒天や市販の水ゼリーから使いやすいものを選択しましょう。(水分の選択方法は第2回PDFを参照)
「固形化経腸栄養剤」は、接続部の細いボタン型や、チューブ型でも細い(16フレンチ未満)ものでは投与しにくい場合があります(第1回本文参照)。ボタン型の場合は、連結チューブの選び方に注意が必要です。ボーラス(ストレート)タイプの接続チューブを選ぶことがポイントです。チューブの選び方はPDFを参照してください。
注入が難しい場合や、チューブが細い場合には、定期交換の際に、チューブ型(16フレンチ以上)への移行を医師に相談してみるのもよいでしょう。
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| 会社概要 | 会社名 | 株式会社 大塚製薬工場 |
| ホームページ | http://otsuka.jp/c/0002 | |
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