介護職のひとや目指すひとを応援する情報サイト

  • 文字サイズ
  • 小
  • 中
  • 大

日付:2013/10/04  カテゴリ[ちょっと休憩]  閲覧数[604]

「就職活動中には多少のズルも必要」「ウソをついたことがある」 イマドキ就活生は"したたか”すぎる?

電通総研は、2014年度の内定者(内々定者)の大学4年生および大学院2年生を対象に、就職活動が企業やブランドに及ぼす影響について把握するための調査を行った。

就職活動を行う学生(短大生・大学院生は除く)は約42万人おり、1人当たりの受験企業数は平均約51社に上る。8月30日~9月1日の期間で実施したこの「就職活動振り返り調査」では、就職活動中に受けた企業の印象や経験によって、当該企業やその企業の商品やサービスに対する意識が変化することが分かった。

これを企業側の視点から捉えてみると、企業にとっての「就職活動期間」とは、将来自社で働く社員を見つける採用の期間であると同時に、学生を未来の顧客と想定し、企業価値や商品価値を伝えることができる、極めて重要な機会であると言える。

また本調査を通して、イマドキの就職活動生の意識を示すキーワードとして、"プチしたたか"という表現を抽出した。以下、今回の調査から得られた主なトピックス。

1.就職活動期間とは、企業にとって未来の「社員」と「顧客」を獲得する期間
[1]就職活動生のうち、2人に1人は潜在顧客に
[2]「人=社員」の印象は、企業の印象に直結
[3]選考開始前は「Webメディア」、就職先を決める段階では「企業の独自メディア」と「人」が最も重要視される情報源

2.イマドキの就活生意識のキーワードは"プチしたたか"
[1]就職スタイルの意識は、"内定を得るためには、自分戦略が必要"、"第三者評価を使って、間違っていないかを確認"
[2]企業選びの意識は、"「スペック」(規模や収入等)から「リレーション」(企業と自分の関係性)へ"
[3]未来の働き方意識は、"自分らしく働きたい"、"女性は「社風・職場の雰囲気」、男性は「給与水準」が就職先の決め手"
[4]就職活動振り返り意識は、"就活を終える理想のタイミングは、「大学4年の6月」"

■「就職活動振り返り調査」の概要
・調査手法  :インターネット調査
・対象エリア :全国
・調査実施機関:株式会社電通マーケティングインサイト
・調査対象  :大学4年生または大学院2年生で2013年8月末時点での内定者(内々定者)*就職活動継続中の学生を含む
・サンプル数 :560サンプル
・調査時期  :2013年8月30日~9月1日

■調査結果詳細
・【就職活動期間とは、企業にとって未来の「社員」と「顧客」を獲得する期間】
「就職活動を通じて企業の印象が変化することがあったか」、と聞いたところ全体の83.2%が「変化があった」と回答した。どのように企業の印象が変わったかということについては、「CM が目につくようになった」から「商品/サービスを購入・利用したくなった」など、企業ブランドを体験する場としての回答が多くあった。

・選考開始前は「Web メディア」、就職先を決める段階では「企業の独自メディア」と「人」が最も重要視される情報源
選考開始前はメディアが運営する就職活動情報サイトを活用して情報を得ているが、最終的に就職先を決定する段階においては、企業毎の独自メディアである「個別企業説明会」「企業HP(ホームページ)」「企業が用意した採用案内パンフレット」などが上位にあがった。同様に、「OB/OG 訪問・先輩社員」「両親」などもトップ10 入りしており、就職先を決める段階では、企業の独自メディアと、人からの情報を重要視する傾向が見られた。

・イマドキの就活生意識のキーワードは “プチしたたか”
リーマンショック以降の就職難や大企業の倒産等を目の当たりにしているイマドキの就活生は、企業を「スペック」(規模や収入等)だけでは判断せず、多角的に企業を捉え、検証していることが分かった。バブル期のようなロールモデルが不在の中、“自分らしく働ける、自分にとっての正解企業”を求める意識が強いものと推察されます。実際に感じることができる、企業と自分の「リレーション」(働くイメージが持てる、好感を持てる社員がいる)に重きを置く傾向を窺い知ることができる。
一方で、その企業が本当に正しいかどうか、第三者評価を用いて確認しているという驚きの結果が飛び出した。イマドキの就活生は、就職活動では内定を得るためには自分なりの戦略を持つことが必要だと考えており、選考過程でのウソや、練習台としての受験など、したたかに就職活動に取り組む一面がある。

・”内定を得るためには、自分戦略が必要”
「就職活動に必勝法などなく、自分自身でやり方を切り開いていくものだと思う」と、全体の73.2%が回答。また58.6%は「就活は多少はズルも必要だ」とも回答しており、就職活動に対して非常にアグレッシブな姿勢が窺えた。「面接の練習のために、行く気のない企業の選考を受けたことがある」46.4%、「選考過程で、ウソをついたことがある」29.6%とも回答しており、実際の行動にも表れていると言える。

・“女性は「社風・職場の雰囲気」、男性は「給与水準」が就職先の決め手”
全体としては「仕事内容」や「業界・職種」、そして「勤務地」などのポイントを男女ともに重要視している傾向が見られた。そうした中、「社風・職場の雰囲気」については、男性が35.4%でしかなかったのに対し、女性は57.5%が重視していると回答。また、「給与水準」については、女性が14.3%でしかなかったのに対し、男性は23.9%と高い結果が表れるなど、現実的な数値を重要視する男性と、雰囲気を重要視する女性の傾向が浮き彫りになった。

電通総研

この記事に関するコメントを見る、書く