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日付:2013/10/09  カテゴリ[業界情報]  閲覧数[717]

高齢者の自己健康管理・孤立軽減へ実証実験を札幌で開始 日本マイクロソフトなど

公立大学法人札幌市立大学(北海道札幌市、理事長:蓮見孝)、AVCテクノロジー株式会社(大阪府門真市、代表取締役社長:榊原和仁)、株式会社コーポレーション・ミヤ(北海道札幌市、代表取締役社長:宮坂元博)、日本マイクロソフト株式会社(東京都港区、代表執行役社長:樋口泰行)は共同で、都市部における高齢者の孤立防止と健康管理をICTで支援するシステム「E-KURASHI(イークラシ)」を開発し、2年後の実用化を目指して今年11月から札幌市内のマンション居住者を対象とした実証研究を開始する。

「E-KURASHI」は、札幌市立大学を中心とする異分野融合チーム(看護とデザイン)が2009年~2012年に開発した遠隔看護システム「E-KANGO(イーカンゴ)(特許申請済)」を基盤に開発された。

ユーザーは、マイクロソフトのタブレット「Surface RT」にインストールされた専用のWindows8アプリに、体温・体重・服薬など日々の健康状態をタッチ操作で入力していくだけで、健康状態をセルフチェックできる。入力されたデータはクラウドソリューション「Microsoft Dynamics CRM Online」に蓄積されていく。システムについての相談などは、タブレットを使用したビデオ通話で簡易に行うことができる。

今後は、入力されたデータを医療スタッフが定期的にチェックしてユーザーの健康状態を把握、病気の早期発見や健康維持につなげることや、医療スタッフとのビデオ通話で健康相談を行うことを想定しているとのこと。

また「E-KANGO」と比較し、従来型のパソコンだけでなく、最新のタブレット端末によるタッチ操作に対応することで、高齢者やパソコンに詳しくない方でも使いやすくなり、入力されたデータをマイクロソフトのクラウドサービスに保管するなど、セキュリティ面も強化されている。

※E-KANGO:「イーカンゴ」と発音し、電子的な意味を持つElectronicと看護を組み合わせ、且つ「イー」と「良い」という意味を重ねた造語
※E-KURASHI:「イークラシ」と発音し、電子的な意味を持つElectronicと「暮らし」を組み合わせ、且つ「イー」と「良い」という意味を重ねた造語。札幌市立大学チームが開発したE-KANGO(遠隔看護)システムを原点とし、ICTを用いて日常生活を健康管理・疾病予防の観点から支援するシステム。


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